今回は『ちくわ』として
1、ちくわの【原料】【作り方】は?/製造工程
2、【栄養】は?
3、【カロリー】は?
の3つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。
ちくわの原料・作り方は?(製造工程)/栄養・カロリーは?
ちくわの原料・作り方は?/製造工程
まずは『ちくわの原料・作り方(製造工程)』から。
ちくわの原料は
1、魚のすり身(魚肉を練ったもの)
2、砂糖、塩などの調味料(商品によっては卵白・デンプンも)
の2つがメインで
スポンサーリンク
作り方は
(すり身の製造)
魚の頭・内臓などを除去したものを水に浸けて、脂肪や血液など不純なものを溶かす
⇒ 脱水し、リファイナー(叩き潰す機械)で骨・皮を取り除く
⇒ サイレントカッターで魚肉を細かくすり潰す
(ちくわの製造)
⇒ すり身を20~30分混ぜ続ける
⇒ ステンレス製の串にすり身をくっつけて焼く
⇒ ちくわを冷やしたのち、包装する
というのが大まかな製造工程になります。
スポンサーリンク
ちくわの作り方は、いたってシンプルで
魚肉をすりつぶして、串に巻きつけて焼くだけ
で出来上がります。
すり身に使われる魚は基本的になんでもOK
ですが
スケトウダラ
ホッケ
アジ
など、ある程度
旨味成分(アミノ酸、イノシン酸など)を含む魚
の方が
おいしい「ちくわ」になりやすい
傾向にあります。
そうはいっても
白身魚は価格が高騰している
ため、最近では
すり身に不向きな淡水魚の白身魚も使用される
ことが多くなっています。
淡水魚は
固まりにくいうえ、味わいもない
ため、昔は使用されていませんでしたが
ちくわの味はデンプンと調味料でごまかせる
こともあり
100円ほどの安価な「ちくわ」は調味料が多くなっていることが多い
ので注意してください。
以上、『ちくわの原料・作り方は?/製造工程』について簡単にまとめました。
続いて、ちくわの「効果」と「カロリー」をみていきましょう!
ちくわの栄養・カロリーは?
ここからは『ちくわの栄養・カロリー』です。
まず、ちくわのカロリーは
100gあたり「110 ~ 130kcal」(1本30gほど)
で
ちくわ1本(30g)で「33 ~ 39kcal」
と
カロリーの低い食品
です。
スポンサーリンク
また、栄養素をみると
タンパク質 ⇒ 12g(牛肩ロース73g分)
鉄分 ⇒ 1mg(牛レバー25g)
マグネシウム ⇒ 15mg(かき1個分)
ビタミンE ⇒ 0.4mg(トマト1/2個分)
ビタミンB2 ⇒ 0.08mg(ししゃも2尾分)
で
さまざまな栄養素が総合的に高い食品
だといえます。
とくに
ミネラル類が豊富
なので
美肌
血管系疾患(動脈硬化など)の予防
に期待できます。
ただし
安い「ちくわ」だと、食塩が100gあたり(ちくわ3本で)「2g」も含まれている
点には注意が必要です。
1日の食塩摂取目安は
9~11g
なので、ちくわだけで2gだと
その日は塩分の摂りすぎになる可能性
が高くなります(ちなみに、ラーメン二郎は1杯12gほど)。
ちくわは
ダイエット目的として有用
ではありますが
似たような栄養素をもつ「大豆製品(納豆・豆腐など)」の方がダイエットには優秀
なので
塩分が気になる人は納豆ダイエット
の方がおススメです(朝食を【納豆ご飯&お味噌汁】にするだけ)。
納豆に関しては以前に記事を書いているので、気になる方はチェックしてみてください。
以上、『ちくわの栄養・カロリーは?』でした。
これにて『ちくわの原料・作り方は?(製造工程)/効果・カロリーは?』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>