科学の雑学Q&A

杏仁豆腐の原料・作り方は?(製造工程)/糖質・カロリーは?

投稿日:2018年2月18日 更新日:

 

今回は『杏仁豆腐(あんにんどうふ)』として

1、杏仁豆腐の【原料】・【作り方】は?/【製造工程】

2、【糖質】・【カロリー】は?

の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。

Almond tofu-Ingredient-nutrition-calorie

杏仁豆腐の原料・作り方は?(製造工程)/糖質・カロリーは?

杏仁豆腐の原料・作り方は?/製造工程

 

まずは『杏仁豆腐の原料・作り方(製造工程)』から。

 

杏仁豆腐の原料は

 杏(あんず)の種の粉末(= 杏仁霜:きょうにんそう)

 ゼラチン

 砂糖

 牛乳

 生クリーム

 風味付け調味料(アーモンドやアマレットなど)

がメインで、作り方は

1、シロップ工程

ゼラチンに水を加えて、柔らかくする

⇒ 砂糖水を加えてよく混ぜながら溶かす

2、ベース工程

⇒ 杏仁霜に牛乳・生クリームを少しずつ加え混ぜる

⇒ アーモンドやアマレットを加え、風味付けする

3、最終工程

シロップとベースをよく混ぜ冷やす

⇒ 成型し包装

というのが大まかな製造工程です。

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作り方はシンプルで

「杏仁霜」を「ゼラチン」で固めて、砂糖やアーモンドで味付けする

だけです。

 

杏仁豆腐の

「杏仁」は ”杏の実の中にある種子”

のことで

中国では漢方薬

としてよく使われています。

 

杏は日本人にとってはそれほど馴染み深い植物ではありませんが、

 クエン酸

 ビタミンA

 ミネラル

を豊富に含んでいて

疲労回復

冷え性改善

美肌

効果抜群です。

 

ちなみに

「杏仁霜」と「アーモンドパウダー」は味がよく似ている

ことから

スーパーで100円台で売られている杏仁豆腐

に関しては

「杏仁霜」ではなく、より安い「アーモンドパウダー」だけを原料としている

場合がほとんどです。

 

「杏仁霜」をわざわざ使わなくても

本格中華のお店と比べても味が劣るわけではない

ので

自宅で作る場合も「アーモンドパウダー」で代用してもOK

でしょう。

 

まとめると

 杏仁豆腐の原料は? ⇒ 杏仁霜(or アーモンドパウダー)、ゼラチン、砂糖、牛乳、生クリームなど

 作り方(製造工程)は? ⇒ 杏仁霜をゼラチンで固め、味付け

となります。

 

以上、『杏仁豆腐の原料・作り方は?/製造工程』について簡単にまとめました。

続いて、「糖質」と「カロリー」がどのくらいなのか見ていきましょう!

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杏仁豆腐の糖質・カロリーは?

 

ここからは『杏仁豆腐の糖質・カロリーは?』です。

 

まず、杏仁豆腐の糖質は

100gあたり「12~18g」

糖質が多い食品

になっています。

 

原料に

砂糖・生クリーム

を使っているため、糖質が高くなるのは必然ですね。

 

「1日に推奨される糖質摂取量」は、230~300g

ほどで

健康的な食生活を送っていても200gは1日に摂取する

ため

デザートの杏仁豆腐で30g(1個200g計算)の糖質は少し取りすぎ

になる場合もあります。

 

そうはいっても

 過度なダイエットをしている人以外

なら

1日350gほど糖質を摂取しても問題ない(適度な運動をしていれば体重の増減につながりにくい)

ため、大して気にする糖質量ではないでしょう。

 

続いて、杏仁豆腐のカロリーは

100gあたり「80~150kcal」

です。

 

1日の推奨される摂取カロリー」は

女性;1,700~2,400kcal(運動量により異なる)

男性:2,000~3,000kcal

なので

杏仁豆腐のカロリーは低め

だと言えるでしょう。

 

ただし

糖質は高い

ため

ダイエットを強く意識するなら、食べない or 糖質OFF商品だけ食べる

ようにした方がいいでしょう。

 

ここまでをまとめると

 杏仁豆腐の糖質は? ⇒ 12~18g/100g(やや高め)

 杏仁豆腐のカロリーは? ⇒ 80~150kcal/100g(低め)

となります。

 

以上、『杏仁豆腐の糖質・カロリーは?』でした。

これにて『杏仁豆腐の原料・作り方は?(製造工程)/糖質・カロリーは?』は終了です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>

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