科学の雑学Q&A

チョコレートの作り方は?(製造工程・原料)/なぜ溶ける?|疑問を2分で!

投稿日:2018年2月14日 更新日:

 

今回は『チョコレート』として

1、チョコレートの【作り方】は?/【製造工程】・【原料】

2、なぜ【溶ける】?/【理由】

の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。

Chocolate-Manufacturing process-ingredient

チョコレートの作り方は?(製造工程・原料)/なぜ溶ける?

チョコレートの作り方は?/製造工程・原料

 

まずは『チョコレートの作り方は?/製造工程・原料』から。

 

チョコレートの原料は

 カカオ豆

 カカオバター(カカオ豆から取れる脂肪分)

 砂糖・ミルク

がメインで、作り方は

 カカオ豆を火であぶる(焙炒)

⇒ カカオ豆を細かくすりつぶす

⇒ カカオバター・砂糖・ミルクなど混ぜ加熱する

⇒ 成型して冷やす

⇒ 包装

というのが大まかな製造工程になります。

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チョコレートを作るのはいたって簡単で

カカオ豆と甘い調味料を一緒に溶かすだけ

で出来上がります。

 

ちなみに、意外と知られていませんが

カカオ豆自体はまったく甘くない

植物です。

 

そもそも、カカオ豆とは

カカオという木の種子

ですが、500年ほど昔は

栄養剤

として苦いカカオが飲まれているだけでした。

 

カカオには

カフェインが含まれている

ので

コーヒーやコーラと同様

に摂取すれば

中枢神経が刺激されて頭がさえる

わけですね。

 

ただ

チョコレートに含まれるカフェイン量は少なめ

で、ほかと比較すると

コーヒー ⇒ 60~90mg/100ml

コーラ ⇒ 10mg/100ml

チョコレート ⇒ 20~50mg/100mg

が1つの目安です。

 

100円で売られている板チョコ1枚は ”40~50g” ほど

なので

飲み物と比べると摂取量は低く

なります。

 

1日のカフェイン摂取量は、350mg

までが推奨されていますが、実際は

800mg

ほどは問題ないラインだと考えられているので

 妊婦の方

 体の弱い方

を除いては、カフェインの摂りすぎを心配する必要はほとんどないでしょう。

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ちなみに

ココア

チョコと同じカカオ豆が原料

で、

作り方もだいたい同じ

です。

 

ココアとチョコの違い

 ココア ⇒ カカオバターなし

 チョコ ⇒ カカオバターあり

くらいで

チョコを溶かしたもの(ホットチョコレート) ≒ ココア

です。

 

ちなみに

ココアのカフェイン量は、30mg/100ml

なので、ココアもチョコ同様に安全です。

 

以上、『チョコレートの作り方は?/製造工程・原料』について簡単にまとめました。

続いて、「どうしてチョコレートはすぐ溶けるのか」をみていきましょう!

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チョコレートはなぜ溶ける?/理由

 

ここからは『チョコレートはなぜ溶ける?/理由』です。

 

チョコレートが溶ける理由は、ずばり

カカオバターとミルクのせい

です。

 

どちらも

脂肪分が高い

ので

温度が高いと溶けてしまう

わけです。

 

逆に言えば

”脂肪分が高い原料” を使わない

”脂肪分の高い原料” をコーティング

すれば

暑くても溶けないチョコ

が出来上がります。

 

現在では

カカオバターを砂糖などでコーティングしたチョコ

が主流なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

以上、『チョコレートはなぜ溶ける?/理由』でした。

これにて『チョコレートの作り方は?(製造工程・原料)/なぜ溶ける?』は終了です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>

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