今回は『チョコレート』として
1、チョコレートの【作り方】は?/【製造工程】・【原料】
2、なぜ【溶ける】?/【理由】
の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。
チョコレートの作り方は?(製造工程・原料)/なぜ溶ける?
チョコレートの作り方は?/製造工程・原料
まずは『チョコレートの作り方は?/製造工程・原料』から。
チョコレートの原料は
カカオ豆
カカオバター(カカオ豆から取れる脂肪分)
砂糖・ミルク
がメインで、作り方は
カカオ豆を火であぶる(焙炒)
⇒ カカオ豆を細かくすりつぶす
⇒ カカオバター・砂糖・ミルクなど混ぜ加熱する
⇒ 成型して冷やす
⇒ 包装
というのが大まかな製造工程になります。
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チョコレートを作るのはいたって簡単で
カカオ豆と甘い調味料を一緒に溶かすだけ
で出来上がります。
ちなみに、意外と知られていませんが
カカオ豆自体はまったく甘くない
植物です。
そもそも、カカオ豆とは
カカオという木の種子
ですが、500年ほど昔は
栄養剤
として苦いカカオが飲まれているだけでした。
カカオには
カフェインが含まれている
ので
コーヒーやコーラと同様
に摂取すれば
中枢神経が刺激されて頭がさえる
わけですね。
ただ
チョコレートに含まれるカフェイン量は少なめ
で、ほかと比較すると
コーヒー ⇒ 60~90mg/100ml
コーラ ⇒ 10mg/100ml
チョコレート ⇒ 20~50mg/100mg
が1つの目安です。
100円で売られている板チョコ1枚は ”40~50g” ほど
なので
飲み物と比べると摂取量は低く
なります。
1日のカフェイン摂取量は、350mg
までが推奨されていますが、実際は
800mg
ほどは問題ないラインだと考えられているので
妊婦の方
体の弱い方
を除いては、カフェインの摂りすぎを心配する必要はほとんどないでしょう。
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ちなみに
ココア
も
チョコと同じカカオ豆が原料
で、
作り方もだいたい同じ
です。
ココアとチョコの違い
は
ココア ⇒ カカオバターなし
チョコ ⇒ カカオバターあり
くらいで
チョコを溶かしたもの(ホットチョコレート) ≒ ココア
です。
ちなみに
ココアのカフェイン量は、30mg/100ml
なので、ココアもチョコ同様に安全です。
以上、『チョコレートの作り方は?/製造工程・原料』について簡単にまとめました。
続いて、「どうしてチョコレートはすぐ溶けるのか」をみていきましょう!
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チョコレートはなぜ溶ける?/理由
ここからは『チョコレートはなぜ溶ける?/理由』です。
チョコレートが溶ける理由は、ずばり
カカオバターとミルクのせい
です。
どちらも
脂肪分が高い
ので
温度が高いと溶けてしまう
わけです。
逆に言えば
”脂肪分が高い原料” を使わない
”脂肪分の高い原料” をコーティング
すれば
暑くても溶けないチョコ
が出来上がります。
現在では
カカオバターを砂糖などでコーティングしたチョコ
が主流なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
以上、『チョコレートはなぜ溶ける?/理由』でした。
これにて『チョコレートの作り方は?(製造工程・原料)/なぜ溶ける?』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>