今回は『無洗米の雑学』として
1、無洗米とは?
2、なぜ研がなくてもいいの?
3、おいしい炊き方は?
の3つを中心に、”わかりやすく・丁寧に” まとめていきます。
無洗米とは?/なぜ研がなくていい?/炊き方は?
無洗米とは?/なぜ研がなくていい?
無洗米とは
白米から肌糠(はだぬか)をはがしたお米
のことで、ざっくり言えば
すでにお米を研いだ状態にしてくれているお米
を指します。
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精米の過程をおさえるとグッと分かりやすくなるので、簡単にまとめておきましょう。
1、稲から籾(もみ:お米の部分)だけを取る
2、籾から外側の殻を取り除く(籾摺り) ← これが『玄米』!
3、玄米から外側の糠(ぬか)と胚芽(はいが:芽になる部分)を取り除く(精米) ← これが『白米』!
4、白米から外側の肌糠を取り除く ← これが『無洗米』!
4つめの
「外側の肌糠を取り除く」という行為が、普段やっている「お米を研ぐ」という行為
になります。
つまり
事前に米を研いでくれているから、わざわざ自分で研がなくても大丈夫
というわけですね。
肌糠は
金属にくっつきやすい特徴
があるので、多くの無洗米は
ステンレスの容器に入れて混ぜるだけ
で無洗米へと変貌します。
ちなみに
(肌)糠は「糖」に相当するので、別についたままでも大丈夫(研がなくても問題ない)
のですが
食感・味の観点から米研ぎするのが一般的
になっています。
試しに白米を研がずに炊いてみてはいかがでしょうか?
味は落ちますが、意外とおいしいままですよ。
以上、「無洗米とは?/なぜ研がなくていい?」についてまとめました。
続いて「無洗米のおいしい炊き方」をご紹介します。
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無洗米の炊き方は?
無洗米のおいしい炊き方は次の通り!
1、さっと水で洗う(余分なデンプンが付着していることがあるので、1~2回さっと水で洗う)
2、水に浸けて、水分を含ませる(夏は0.5~1時間、それ以外は1~1.5時間ほど水に浸けるとふっくら炊き上がる)
3、炊き上がったら、10分放置(蒸らすことでもちもち感アップ!)
4、しっかりと混ぜ、水分を飛ばず(余分な水分を飛ばすことで、持続的なおししさに貢献!)
一番の大事なポイントは、ステップ2の
水に「30分 ~ 1時間半」ほど浸けること
で
お米の食感が圧倒的に良くなる
ので、知らなかった人はぜひ実践してみてください!
以上、「無洗米のおいしい炊き方」についてまとめました。
これにて『無洗米とは?/なぜ研がなくていい?/炊き方は?』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>