今回は『電気の雑学』として、
電流と電圧の違いは?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
電流と電圧の違いはなに?
電流と電圧の違いはなに?
「電流と電圧の違い」は、ずばり
電流 ⇒ 電気が流れた量(電子が移動した量)
電圧 ⇒ 電気を流す力(電子を送り出す力)
です。
スポンサーリンク
まず「電気が流れる」というのは
マイナスの電気をもった【電子】が移動すること
で
電子が移動することが【電流】
電子がどれだけ移動したかが【電流の量(大きさ)】
に相当します。
電子がたくさん移動していれば
電流は強く(量が多く)
なり、電子が少しだけ移動していたなら
電流は弱く(量が少なく)
なります。
次に「電圧」は
電流を流すための力 = 電子が流れやすくするための力
に相当します。
電圧が高いほど
電子を送り出す(押し出す)圧力が大きい
ため
電流が大きく
なります。
ただ、大事な点は
【電圧】は2つの地点の電子の移動しやすさ
を表す指標で
相対的な値(【電圧100Vという地点】があるわけではなく【A地点からB地点まで電子が移動するのに必要なエネルギー量が100Vの強さ】ということ)
は覚えておいてください。
ざっくりと身近な例で説明すると
電圧 ⇒ エスカレーターの速さ
電流 ⇒ エスカレーターに乗って移動している人 & 移動している人数
という感じです。
なお
【電流】と【電圧】をかけ合わせたものが【電力】
に相当し
電流 ⇒ A(アンペア)
電圧 ⇒ V(ボルト)
電力 ⇒ W(ワット)
という単位で表します。
ちなみに新居に引っ越したとき
電気契約でアンペア数を選ぶ
ことがあると思いますが、これは単純に
どれだけ一度に電気を流したいですか?
という問いかけです。
30Aであれば
一度に30A分の電気までは流せますよ(それ以上は無理なのでブレーカー落とします)
という意味で
電子レンジ ⇒ 15A
冷蔵庫 ⇒ 2~5A
テレビ ⇒ 2~3A
照明 ⇒ 1A
ほどかかるので
一般的な【一人暮らしの人】でも最低30A
は欲しいと思います。
逆に
電子レンジはないしテレビも見ないし、使っている家電は冷蔵庫・洗濯機・炊飯器くらい
という人は
10Aでもギリギリ大丈夫
なので
電気料金の見直し
をすることをおススメします。
基本は30Aになっていると思いますが
30Aと10Aでは560円ほど基本料金が違う
ため、とくに学生にとっては非常に大きいでしょう。
なんだか話がどんどん脱線しそうなので今回はこの辺で。。。
以上、『電流と電圧の違いはなに?』についてまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
『電流と電圧の違いはなに?』まとめ
電流 ⇒ 電気が流れた量(電子が移動した量;電子がたくさん移動するほど電流は強い)
電圧 ⇒ 電気を流す力(電子を送り出す力;電圧が高いほど電子を押し出す圧力が大きい)