今回は『貨幣の雑学』として、
1、お金は何からできている?|材質・材料・重さ
2、お金の原価率・絵柄は?
2、お金の原価率・絵柄は?
の2つについて、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。
お金は何からできている?|材質・材料・原価・絵柄
お金は何からできている?|材質・材料・原価・絵柄
まずは『お金は何からできている?|材質・材料・重さ』の答えから!
「お金の材質・材料・重さ」は、ずばり次の通り!
材質・材料 | 重さ | |
1円硬貨 | アルミニウム 100% | 1g |
5円硬貨 | 銅 60 ~ 70% 亜鉛 40~30% ⇒ 黄銅(おうどう) |
3.75g |
10円硬貨 | 銅 95% 亜鉛 4 ~ 3% すず 1 ~ 2% ⇒ 青銅(せいどう) |
4.5g |
50円硬貨 | 銅 75% ニッケル 25% ⇒ 白銅(はくどう) |
4g |
100円硬貨 | 銅 75% ニッケル 25% ⇒ 白銅(はくどう);50円硬貨と同じ |
4.8g |
500円硬貨 | 銅 72% 亜鉛 20% ニッケル 8% ⇒ ニッケル黄銅 |
7g |
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続いてお金の「原価」と「写っている絵柄」は次の通り!
原価 | 絵柄 | |
1円硬貨 | 14円 | 表:若木(わかぎ) |
5円硬貨 | 4円 | 表:稲穂&歯車&水|裏(5円と書いてある方):双葉 |
10円硬貨 | 42円 | 表:平等院鳳凰堂&唐草(からくさ)|裏:常盤木(トキワギ) |
50円硬貨 | 20円 | 表:菊 |
100円硬貨 | 73円 | 表:桜 |
500円硬貨 | 43円 | 表:桐(キリ)|裏:竹&橘(タチバナ) |
以上、『お金は何からできている?(材質・材料・重さ)/お金の原価率・絵柄は?』について簡単にまとめました。
1円硬貨と10円硬貨が赤字なのは意外に感じる人が多いかもしれませんね。
とくに銅は金属の中でも価格が高い方で
銅 ⇒ 700~800円ほど(1kgあたり)
亜鉛 ⇒ 300~400円/kg
アルミニウム ⇒ 250~320円/kg
という感じで取引されています(月によって金属の原価率は大きく変動します)。
興味のある方は総合商社のサイトを訪れてみるとデータを公表してくれていたりしますよ。
それでは、また次回!