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ペンギンが北半球にいないのはなぜ?(南半球にだけいる理由)|疑問を2分で!

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今回は『動物の雑学』として、

ペンギンが北半球にいないのはなぜ?(南半球にだけいる理由)

という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。

ペンギンが北半球にいないのはなぜ?(南半球にだけいる理由)

 

ペンギンが北半球にいないのはなぜ?(南半球にだけいる理由)

 

さっそく『ペンギンが北半球にいないのはなぜ?』の答えから!

 

ペンギンが北半球にいない理由(南半球にだけいる理由)」は、ずばり

 地球の大陸が【北】と【南】に分かれたときに、【南】の方には【ペンギンの祖先】を積極的に捕食する肉食動物が少なかったために、【ペンギンの祖先】は南半球でのみ生き残ることができ、その後【ペンギン】になるまでに間に赤道を超えて北半球に移動することができなかったから

だと考えられています。

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地質学に詳しくない人には馴染みないかもしれませんが、

太古の地球(2億5000万年前頃)は【パンゲア超大陸】という1つの大陸があるだけ

で、

今のように6つの大陸(ユーラシア大陸・アフリカ大陸・北アメリカ大陸・南アメリカ大陸・オーストラリア大陸・南極大陸)に分かれたのは、ほんの数千万年前(8,000万年前頃にははっきり区分できるほどに分かれていたと考えられる)

のことです。

 

1つかたまりだった【パンゲア大陸】は、かなりざっくりまとめれば

「北」の【ユーラシア大陸】と「南」の【ゴンドワナ大陸】

に分かれていきます。

 

そのとき、どういう理由かは分かりませんが、少なくとも

「南」の【ゴンドワナ大陸】の方には大型で捕食能力の高い肉食動物が少なかった

と推察されています。(化石情報よりの推定)

 

とくに

ペンギンに進化したと考えられている【オーストラリア大陸の南端(現在のニュージーランド付近)】にはペンギンの祖先を捕食可能な肉食獣がほとんどおらず個体数を増やすことができた

ために、

より豊富なエサ(プランクトン&小魚)を求めて寒流に乗って南極まで勢力を伸ばすことができた

と考えられています。

 

それから、一度ペンギンは南極付近の気候に住みなれてしまったために

北半球まで生息域を伸ばしていくためには多大なコストがかかり(とくに赤道付近ではプランクトンを中心とするエサが圧倒的に少なく、気候条件の克服に適応するのも大変)、大きく移動することができなかった

のでしょう。

 

そうはいっても、

 ペンギンが南半球でしか生存できないわけではなく

、実際に

【ガラパゴスペンギン】はガラパゴス諸島に生息

しているため、

少なくとも赤道下で繁殖できる能力はある(ガラパゴスペンギンは赤道を超えて北半球を泳ぐこともある)

ので、将来的には北半球でペンギンを見ることもあるかもしれませんね。(ただペンギン自体は陸上捕食者にはかなり弱いため、孤島など生息範囲は限られそう。。。)

 

以上、『ペンギンが北半球にいないのはなぜ?』について簡単にまとめました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>

 

『ペンギンが北半球にいないのはなぜ?(南半球にだけいる理由)』まとめ

 ペンギンが北半球にいない理由 ⇒ たまたまペンギンの祖先の天敵となる捕食者が南半球に少なかったから(その後、北半球に移動するだけの能力をもたなかっただけ;一部赤道下に生息しているガラパゴスペンギンはいる)

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