今回は『ガムの雑学』として
1、ガムの【原料】【作り方】は?/【製造工程】
2、なぜ【のびる】?/【理由】
の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。
ガムの作り方は?(製造工程)/なぜのびる?(理由)
ガムの原料・作り方は?/製造工程
まずは『ガムの原料・作り方は?/製造工程』から。
ガムの原料は
ガムベース(植物性樹脂)
香料
砂糖
の3つがメインで、商品ごとに
ミント
キシリトール
などが加えられます。
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ガムの作り方は
1、原料を混ぜまくる
2、整形する(板ガムやボトルガム用の形に)
3、冷やす(商品によってはシロップでコーティング)
4、包装
というのが大まかな製造工程になります。
ガムはもともと
サポディラという木の樹脂(チクル)
を噛んでいただけのものなので、製造工程も
「噛みやすい」&「唾液で消化しにくい」物質に味付けしただけ
です。
現在では、チクルの代わりに
サク酸ビニール樹脂(プラスチックの仲間の樹脂)
を利用することが増えましたが
作り方はほとんど同じ
です。
以上、『ガムの作り方は?/製造工程』について簡単にまとめました。
続いて、「どうしてガムがのびるのか」の仕組みをみていきましょう!
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ガムはなぜのびる?/理由
ここからは『ガムはなぜのびる?/理由』です。
ガムがのびる理由は、ずばり
原料の樹脂分子が壊れにくいから(≒ 弾力性)
からです。
トランポリンやハンモックをイメージ
してもらうとわかりやすいですが
(分子に)力を加えても伸びるだけで、結合がちぎれにくい
ため
ガムはすごい伸びるけど切れることはない
わけです。
ただし
ゴムと違って弾力性が弱い(高分子鎖間結合の違いによる)
ため、ゴムほど
もとの形には戻ってくれない
ことが多いでしょう。
ここまでをまとめると
ガムの作り方は? ⇒ 原料(ガムベース・砂糖・香料など)を混ぜて冷やすだけ
ガムはなぜのびる? ⇒ 原料の樹脂分子が壊れにくいから
となります。
ちなみに
ガムは賞味期限が記載されていない
商品です(トクホのガムは例外)。
賞味期限がない理由は
原料が安定している & 水分が少ない
ことによって
化学変化が生じにくいから
です。
この辺は以前の記事
で紹介しているので、興味のある方は参照してみてください。
以上、『ガムはなぜのびる?/理由』でした。
これにて『ガムの作り方は?(製造工程)/なぜのびる?』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>