今回は『ガムの賞味期限』として
1、【未開封】の賞味期限
2、【開封済み】の賞味期限
の2つにわけて、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。
ガムの賞味期限はどのくらい?/未開封・開封別の目安
”未開封” ガムの賞味期限
まずは『”未開封” ガムの賞味期限』から。
未開封の賞味期限は
5~10年
が1つの目安です。
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ガムの原料は
ガムベース(植物性樹脂)
香料
砂糖
と
すべて化学変化が生じにくい(腐りにくい)物質
であるうえ
含まれる水分が非常に少ない
ので、化学的には
数十年は安全に食べる
ことができます。
しかし、現実的には
容器の破損
のリスクがあるため
2年ほどを目安に食べ始める
ことを心掛けましょう。
ちなみに
リカルデント
キシリトール
といった
特定保健用食品(トクホ)のガムに ”だけ” 賞味期限がある
のは、単に
国の審査の都合上
で、ほとんど意識する必要はありません。
ほかに
賞味期限がない食品
として
砂糖
塩
アルコール(度数の高いもの)
梅干し(塩分の多いもの)
が有名ですが、いずれもガムと同じように
化学反応が進みにくい物質
です。
ここまでをまとめると
未開封の賞味期限 ⇒ 5~10年(以上)
なぜそんなに長い? ⇒ 水分が少なく、化学反応が進みにくい原料だから
となります。
以上、『”未開封” ガムの賞味期限』についてまとめました。
続いて、「一度あけてしまったガム」の賞味期限がどうなるのか簡単にみていきましょう!
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”開封済み” ガムの賞味期限
ここからは『”開封済み” ガムの賞味期限』です。
開封済みになると
空気中の水分が、ガムの容器内に入ってくる
ことになるので
賞味期限は大幅に短く
なります。
具体的な賞味期限は
保存場所の「湿度」と「温度」に大きく左右
され
夏場 ⇒ 1~1.5ヵ月(湿度70%、温度30℃)
冬場 ⇒ 1.5~2.5ヵ月(湿度55%、温度10℃)
が1つの目安です。
この期間は、あくまで
おいしく食べられる期間
で
”安全” に食べられる期間であれば2~3倍
以上に伸びる可能性が高いと考えられます。
ただし
ボトル製のガム
に関しては
湿気が溜まりやすい
ため、時間が経つにつれて
”風味” と ”噛み応え” が徐々に落ちていく
傾向にあります。
よって、メーカーの表記通り
「開封後はお早めにお召し上がりください」
という忠告を素直に守った方がいいでしょう。
一応
「賞味期限」と「消費期限」の違い
を整理しておくと
賞味期限 ⇒ ”おいしく” 食べられる期限
消費期限 ⇒ "安全に” 食べられる期限
なので
賞味期限 ⇒ 切れても問題ない(& 大して味も落ちないことが多い)
消費期限 ⇒ 切れたらちょっと危険(それでも余裕を持たせて設定しているので数日過ぎても大丈夫)
という感じです。
まとめると
開封済みの賞味期限 ⇒ 1~2.5ヵ月(温度・湿度により異なる)
期間を過ぎたら食べない方がいい? ⇒ 安全面では問題ないが、味は落ちることが多い
となります。
食べ物全般について言えることですが
変な臭いや味がしなければだいたいイケる
という認識で問題ないでしょう。
食中毒になっても責任はとれませんが、生物学的にヒトはそんなヤワな生物ではありませんし、一定の細菌は胃酸が殺してくれます。
以上、『”開封済み” ガムの賞味期限』でした。
これにて『ガムの賞味期限はどのくらい?/未開封・開封別の目安』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>