今回は『気象の雑学』として、
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
あられ・みぞれ・ひょうの違いは?
あられ・みぞれ・ひょうの違いは?
さっそく『あられ・みぞれ・ひょうの違いは?』の答えから!
「あられ・みぞれ・ひょうの違い」は、ずばり
みぞれ(霙) ⇒ 【雨】と【雪】が混じったもの
あられ(霰) ⇒ 【直径5mm(0.5cm)より小さい】の氷のつぶ
ひょう(雹) ⇒ 【直径5mm以上】の氷のつぶ
で
です。
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「あられ」や「ひょう」のような
氷のつぶが落ちてくる理由
は
雲のなかで氷がどんどん成長するから
で、ざっくりいえば
上昇気流がとても強く雲が縦に高く伸びる(積乱雲)
→ 上空で気温が-30℃を下回ると【水の粒】が【氷の粒】に変化していく
→ 【氷の粒】はどんどん成長していき重くなっていくが【強い上昇気流】のせいで地面に落ちてこれない
→ 上昇気流に逆らって落ちてくる頃には氷が大きくなりすぎて落下中でも全然溶けない
→ 氷のまま地面に到達する
というのが大まかな仕組みです(詳しくは『雲はなぜできる?/雨はどうして降る?』を参照)。
「天気の雑学」は身近なものなのに意外と知らないことが多くて興味深いかもしれませんね。
過去の記事で何本か書いているので話のタネにぜひ読んでみてください。
以上、『あられ・みぞれ・ひょうの違いは?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
あられ・みぞれ・ひょうの違い ⇒ みぞれは雨と雪の混合物、あられ・ひょうは氷の粒であられは直径5mm未満、ひょうは直径5mm以上