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梅雨・秋に雨が多いのはなぜ?|疑問を2分で!

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今回は『天気の雑学』として、

梅雨・秋に雨が多いのはなぜ?

という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。

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梅雨・秋に雨が多いのはなぜ?

 

梅雨・秋に雨が多いのはなぜ?|理由

 

さっそく『梅雨に雨が多いのはなぜ?』の答えから!

 

梅雨に雨が多い理由」は、ずばり

2つの大きな【暖かい空気】と【冷たい空気】がぶつかって動かないと雲ができるから

です。

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梅雨の時期になると、日本の

 北には【オホーツク海気団】(冷たく水分をたっぷり含んだ高気圧)

 南には【小笠原気団】(暖かく水分をたっぷり含んだ高気圧)

がやってきます。

 

もう少し詳しく説明すると、

 日本の北:冬で寒かった北海道の上にある海(オホーツク海)が暖かくなり【高気圧が発生(陸との気温差により下降気流が発生するから) ⇒ 風(偏西風)の影響で日本に近づいてくる

 日本の南:太平洋の赤道近くで暖められた【高気圧】が自転・気流の影響で日本側に移動(高気圧は北半球では右回り)

ということです(わかりにくかったら読み飛ばしてOKです)。

 

梅雨の季節では、

【オホーツク海気団】と【小笠原気団】の大きさ(勢力)はだいたい同じくらい

なので、

2つの高気圧がぶつかると互いに譲らないまま動かない(停滞)

ようになります。

 

このとき、

高気圧の中心には【下降気流】がある

ため、

【風】は高気圧の「中心から外」に吹く ⇒ 2つの気団はそれぞれ「相手側に向かって」風を吹いている

ことになります。

 

すると、

2つの気団がぶつかっている場所(境界線)では風がぶつかる

こととなり、

行き場のなくなった風は上に移動

します(=上昇気流が発生)。

 

上昇気流が起こるということは、

地上の空気が上空に移動

することで、

地上よりも上空の方が気温が低い

ため、空気が上空に上がると

水分をそれ以上空気中の含めなく

なります(飽和水蒸気量は温度が低いほど小さくなる = 露点に達しやすくなる)。

 

つまり、

上空に行った空気がもっていた【水分(水蒸気)】が【水滴に変わる

ことになり、それこそが

なわけです。

 

【オホーツク海気団】と【小笠原気団】はともに

海洋性の高気圧(海からやってきた空気)

なので、

もともとたくさんの水分を含んで

いるため、

雲ができる量(水滴に変わる量)が多く

2つの気団がぶつかっている場所(停滞前線=梅雨前線)では雨が降りやすく

なるのです。

 

では、

 なぜ1ヶ月ほどで梅雨は終わる

のでしょうか?

 

それは、夏が近づき

冷たかった【オホーツク海気団】の勢力が弱まる

ことで、

【小笠原気団】がどんどん北上してくるから

です(勢力が変わって雲ができにくくなる)。

 

【小笠原気団】は

赤道からやってきた暖かくて(暑くて)ジメジメした空気

なので、【小笠原気団】が日本を覆うようになることで

蒸し暑い日本の夏が始まる

わけですね。

 

なお、

秋に雨が多くなる理由(秋雨前線が発生する理由)

メカニズムは同じです。

 

梅雨と違うのは

【小笠原気団】VS【オホーツク海気団】という1対1の対決ではなく

、その2つに加え

ロシア側の【シベリア気団】& 中国側の【揚子江気団】(ともに大きな高気圧)も勝負に参戦

しているという点です。

 

いずれにしても

高気圧がぶつかった境界】で【雲ができやすい】ので雨も降りやすい

ということですね。

 

以上、『梅雨・秋に雨が多いのはなぜ?|理由』についてざっくりとまとめました。

ご覧いただきありがとうございました。

少し難しい説明になってしまったかもしれませんが、できるだけわかりやすく書いたつもりなのでご容赦ください…。

大事な点は、

 梅雨・秋には高気圧がぶつかる ⇒ 上昇気流ができる ⇒ 雨雲ができる

です!

 

『梅雨・秋に雨が多いのはなぜ?|理由』まとめ

 梅雨・秋に雨が多いのはなぜ?(理由)⇒ オホーツク海気団と小笠原気団という2つの同勢力の高気圧がぶつかることで、2つの境界で上昇気流が発生し、雨雲が形成されやすくなるから

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