今回は『化石の雑学』として、
化石ができるのはなぜ&どうやって?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
化石はなぜ・どうやってできる?
化石はなぜ・どうやってできる?
「化石ができる理由」は、ずばり
生物の死骸がたまたま土に埋まって石に変わったから
です。
スポンサーリンク
化石ができるまでの過程は、
1、生物(動物&植物)が川や海など【水辺の近く】で死ぬ
2、生物の死骸が【地底に沈み】、ほかの動物に荒らされることなく【流れてきた土砂】が死骸にかぶさる
3、土砂に埋もれた死骸の【骨や歯などのカルシウム】が【石】に変わる(化学変化)
となっています。
そのため、本来
化石は川や海の地底深くに眠っている
ので私たちは発見できないのですが
長い年月を経て水がなくなったり、地殻変動で地面が隆起する
ことでたまに見つけることができているのです。
ちなみに、図鑑ではよく
恐竜の色がカラフルに描かれている
ものがありますが、化石からわかるのは
生物の骨格(≒ 体格)
羽毛などの形跡
程度で
色までは正確にわからない
ため、ほとんどが現存している
爬虫類や鳥類から想像したイメージ色
です。
一応
メラニン色素から色彩を推定
することはできますが
体全体の色合いは判定しづらい
ため、正しく再現しようとするなら
DNAなど遺伝情報の抽出が絶対条件
でしょう。
2023年時点ではサンプル不足のために恐竜の再生は困難ですが、近い将来にはジュラシックパークのように恐竜を復活させることができるかもしれませんね(再現性に欠くものの技術的には現在でも達成可能です)。
以上、『化石はなぜ・どうやってできる?』について簡単にまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
『化石はなぜ・どうやってできる?』まとめ
化石はなぜ・どうやってできる?:生物の死骸の上に土砂が堆積 ⇒ 骨などのカルシウム成分を中心に鉱物に変化 ⇒ 化石へ