【タコ・イカ】が【墨をはく】のはなぜ?/目くらましのためじゃないって本当?

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今回は『タコ・イカの雑学』として、

1、【タコ・イカ】が【墨をはく】のはなぜ?

2、【目くらまし】のためじゃないって本当?

の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。

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【タコ・イカ】が【墨をはく】のはなぜ?/目くらましのためじゃないって本当?

 

タコ・イカが墨をはくのはなぜ?/目くらましのためじゃない?

 

さっそく『タコ・イカが墨をはくのはなぜ?/目くらましのためじゃない?』の説明です。

 

まず

タコ

が墨を吐く理由は、ずばり

相手の嗅覚を麻痺させるため

です。

 

タコ有数の天敵は

ウツボ

ですが、ウツボは

嗅覚が優れていて、臭いでエサを探す

ため、

ウツボの鼻を利かなくさせる

ことで、タコは

足は食べられても全身を食べられることは少ない

のです。

 

よく

煙幕で相手の視界を遮るため

だと誤解されがちですが、

タコの主な捕食者である「ウツボ」「カレイ(ヒラメ)」は視力が弱い

うえ、タコは

視界を遮るほど(体を覆い隠すほど)墨を出さない

ので、

視界を奪う効果は低い

と考えられます。

 

ちなみに、あまり知られていませんが

タコは非常に頭のいい生物

で、

記憶力は哺乳類並み(ネズミよりいい)

なことに加え、

味覚は人間の100倍

もあります。

 

そんな優秀なタコが考え出した生存戦略が

墨を吐いて相手の嗅覚感覚を麻痺させる

という方法だったのですね。

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では、【イカ】の場合はどうでしょう?

 

イカの墨は、

タコと比べると粘度が高く(水に広がりにくく)、細長い形になる

傾向にあります。

 

その姿は

まるでイカをかたどっているよう

に感じられます。

 

その形通り、イカが墨をはく理由は

自分の分身を作って、相手に誤解させるため

です。

 

「墨の分身なんかで騙されるの?」

と疑問に思うかもしれませんが、

イカの天敵は「カツオ」や「マグロ」といった魚類トップクラスの視力の持ち主

です。

 

魚類トップクラス

とはいっても、

視力は0.4ほどしかない

ので、

イカ墨をイカ本人だと勘違いしてしまう

のです。

 

一応、イカの捕食者の中には

サメなど嗅覚がするどい種もいる

のですが、

イカの臭いに反応しているわけではなく、イカの分泌成分(血や体液など)に反応

していることが多いため、

イカはタコのように【嗅覚】を遮るより【視覚】を遮った方が有効

なわけです。

 

つまり、

イカ墨とタコ墨は確かに似ている

けれども、

捕食者に応じた墨の使い方をしている

のですね。

 

まとめておくと、

タコ墨 ⇒ ”嗅覚” のいい天敵をだますための墨

イカ墨 ⇒ ”視力” のいい天敵をだますための墨

で、

性質はまったく違う

といえます。

 

ちなみに、

イカ墨はパスタなどでよくみるのに、タコ墨は全然見ない

のは、

これまで説明した墨の性質

に大きく関係しています。

 

タコ墨は

嗅覚を麻痺させる分だけ毒性が強い

うえに、

イカほど墨の量が取れない

ので、食品添加物とされることはほとんどありません

 

 

以上、『タコ・イカが墨をはくのはなぜ?/目くらましのためじゃない?』についてまとめました。

ご朗読ありがとうございました<(_ _)>

雑学シリーズは評判がいいので、今後も定期的に配信していきますね。

 

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