今回は『足のしびれ』として
1、正座をすると【足がしびれる】のはなぜ?/原因
2、【足のしびれ】を解消する簡単な方法/対策法
の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。
なぜ正座で足がしびれる?/原因&対策法
正座をすると足がしびれるのはなぜ?/原因
まずは『正座をすると足がしびれるのはなぜ?(原因)』から。
「正座で足がしびれる原因」は、ずばり
【運動神経】と【知覚神経】が圧迫
されて
足がうまく機能しなくなるから
です。
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正座をすると
足だけに体重がかかって
しまい
足まで血が行き届かない(血行不良)
ことで
足の【神経】に栄養(酸素)が供給されない
事態に陥ります。
そのため
【運動神経】が働かない ⇒ 足を思うように動かせない
【知覚神経】が働かない ⇒ 足をたたいても感覚がない
という現象を味わうわけです。
このとき
立ち上がるなどして血を供給
すると、脳が
「もうこんな危険なことはやめてね」
といって、足に痛みを与えるわけです。
基本的に脳は
体に支障がありそうなこと
には
”痛み” を通して警告してくれる
ので、私たちにとっては迷惑に感じることもありますが
足のしびれは脳が健全であること
の証明にもなっています。
逆に言えば
1、脳に正座は危険ではないと認識させる
2、足に血を行き届かせる
のどちらかの方法を取れば、足のしびれは解消されそうですね。
では、続いて『足のしびれを解消する方法/対策法』をみていきましょう。
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足のしびれを解消する簡単な方法/対策法
ここからは『足のしびれを解消する簡単な方法/対策法』です。
さきほど説明したように「足を痺れなくさせるため」には
1、脳の認識を改変させる
2、足の血行を良くする
の2つがありますが、「1、脳の認識を改変させる」はリスクが高いので割愛しておきます。
では、「2、足の血行を良くする」はどうでしょう?
血行の改善は実はすごく簡単で、
正座の仕方を変えればいい
だけです。
足がしびれる人は
お尻の真下に足を置き、足に体重を思いっきりかけている
ことがほとんどです。
よって、正座をするとき
かかとをお尻の外に出す
ように座ってください。
そして
2~3分おきに足のポジションを少し変えて
あげてください。
こうするだけで血の流れは大幅に改善され
普段の倍以上は足のしびれを我慢できるようになる
はずです。
とはいっても、これだけでは
長時間(1時間以上)の正座には耐えられない
ので、人目がそれほど気にならないのであれば
腰を少し浮かせて、体重をかけない時間を作る
ことが有効です。
基本的に1時間以上正座をする機会は少ないとは思いますが、足のしびれに困っている方はぜひ一度お試しを!
以上、『足のしびれを解消する簡単な方法/対策法』でした。
これにて『なぜ正座で【足がしびれる】?/原因と対策法』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
ちなみに、正座の仕方(座り方)に共通の作法はありませんが、剣道や柔道では「左足から曲げ腰を下ろし、右足から上げ立ち上がる(左座右起)」のが一般的なので、そういった正座をしている人を見たら部活は武道をやっていたのかなと邪推することができるかもしれません。