今回は『鳥と電気の雑学』として
1、鳥が【電線に止まっても感電しない理由】は?
2、感電すると【爆発】する?
の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。
鳥が電線に止まっても感電しない理由は?/爆発する?
鳥が電線に止まっても感電しない理由は?/爆発する?
「鳥が電線に止まっても感電しない理由」は、ずばり
1、電線がビニールで覆われている(ものが多い)から
2、鳥の体を電気が通ることはないから
の2つです。
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まず、大前提として
日本の町でみかける電線は ”基本的に” ビニールで覆われて
います。
そのため、電線を触っても
電気が流れない
ことがほとんどです(例外はあるため、触るのは絶対にNG!)。
しかし
人気の少ない場所にある電線
高圧線(電気を送るもと)
では、電線はむき出しになっています。
では、そんな電線に
鳥は一体なぜとまっていられるのでしょうか?
それは
電気が、より流れやすい方(電気抵抗が少ない方)を通る性質
があるためです(寄り道が嫌い)。
電線は
電気を効率的に送るため
に
可能な限り電気抵抗を小さく
設計されています。
電線に比べると
動物の電気抵抗はめちゃくちゃ大きい
ので、電気が流れることはほとんどありません。
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しかし、これは
鳥が1本の同じ電線にとまっているとき
に限ります。
隣の電線に足をかけてしまえば、
「あっちにも電気が流れやすい場所があるぞ」
と見抜かれて
電気は鳥を伝ってほかの電線に移動して
しまいます。
また、ほかの電線に足をかけた場合に限らず
鳥が地面と電線のルートをつないでしまえば
同じように電気は抜け道を見つけて通っていきます。
高圧線の場合では、数千ボルトを超える電流が鳥の体を通るので
鳥は爆発するように黒焦げになって
しまいます。
「Youtube」などで「鳥 爆発」と検索すると出てきますが、電圧が高ければまさに爆発するように破裂することが多いでしょう。
逆に町中の電線だと爆発するほどの衝撃はなく、気を失うように落ちていくだけです。
以上、『鳥が電線に止まっても感電しない理由は?/爆発する?』を説明しました。
最後にまとめを書いて終わりにします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
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『鳥が電線に止まっても感電しない理由は?/爆発する?』まとめ
鳥が電線にとまっても感電しない理由
・ 鳥の体の方が電線より電気抵抗が大きい ⇒ 電気が流れない
・ ただし、鳥が電線をまたいでとまったり、電線と地面をつなぐルートをつくると感電する
・ 日本の電線は感電しないようビニールで覆われていることが多いが、高圧線など例外もあるため絶対に触れないように!
感電すると【爆発】する?
・ 高電圧であれば、爆発するように感電することがある