今回は『空気の雑学』として、
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
風が吹くのはなぜ?
風が吹くのはなぜ?
「風が吹く理由」は、ずばり
空気の量が違うから
で、「風」は
ます(つまり、【空気の量】をできるだけ同じくらいにするために【風】が吹く!)。
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「空気の量」といわれてもピンと来ないかもしれませんが、
のことで、「空気の量が多い ≒ 空気の密度が高い」というのは
ということになります。
わかりやすく言えば
わけですね(空気の密度が低いところが【低気圧】、高いところが【高気圧】)。
では
どうして空気の量(密度)に違いが生じる
のでしょうか?
「大事なポイント」は
という性質です。
例えば
ため
【地表の空気】が暖められる
⇒ 空気が膨張する(密度が低くなる)
⇒ そんなに暑くない場所から風が吹く
ことになります。
同じように
ため
【陸】と【海】で温度差がある
⇒ 【陸】と【海】は【空気の密度】が違う
⇒ 風が吹く
ことになります。
よくニュースで耳にする
偏西風
貿易風
は「赤道の暑さ」が大きな原因で、
季節風
冬の北風
は「陸と海の比熱差」が大きな原因です。
天気や気候は意外と簡単なルールのもとで関係しあっていて、メカニズム自体も難しいところがほとんどない(中学レベルの知識で十分!)ので、時間のある人は『天文・気象学カテゴリ』で興味のある記事だけ読んでみてください。
以上、『風が吹くのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
風が吹く理由 ⇒ 空気密度の差が原因で、密度の高い方から低い方へと風は吹く。空気密度の変化要因として代表的な現象は空気の膨張であり、偏西風・貿易風を中心とする恒常風は気温差に基づく。