今回は『光の雑学』として、
海が青いのはなぜ?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
海が青いのはなぜ?
海が青いのはなぜ?
さっそく『海が青いのはなぜ?』の答えから!
「海が青い理由」は、ずばり
① 海面反射|【青空】を反射しているから(鏡みたい!)
② 光の吸収|【海水】が【波長の長い光(赤や緑)】を吸収するから(とくに赤色は吸収されやすくめっちゃ少ない!)
③ 海底反射| 残った【波長の短い光(青)】が海底に反射して目に届くから(海底がそこそこ浅いとキレイなコバルトブルーに!)
の3つです。
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「富士山が湖に移った写真」をみればわかるように
【水面】では光を強く【反射】
する場合があります。
正確には青色光の反射に限らないので「空の青さを反映している」と表現した方が適切ですが、
【曇り空の日】に【海がキレイな青に見えない】のは【空が青くないから】
とざっくり覚えておいてください(空の青さはレイリー散乱による見ため上の青さ)。
加えて、
【水分子】が【波長の長い光】を強く【吸収】する
というのも「海が青く見える理由」の大事なポイントです。
「波長の長さ」は
青 < 緑 < 赤
の順になっているので、
【赤色の光】が海水に【吸収】されて少なくなる
⇒ 残った色が【海底】に反射して空気中に戻ってくる
⇒ 目立つ【青色】にみえる
という感じです。
「海中深くでも(海面反射がなくても)海が青く見える理由」は基本的には
赤色が吸収されて、その他の色が反射・散乱して目立つから
です。
なお、
海底が深すぎるとき ⇒ 光が反射される量が少なすぎる ⇒ 青く見えにくい
海底が浅すぎるとき ⇒ 赤色が全然吸収されていない ⇒ すべての色が混ざって白く見える
ようになります。
「海 = 青」というイメージが強いかもしれませんが、「雨」や「曇り」の日にはほとんど青くみえないので不思議に感じるかもしれませんね。
以上、『海が青いのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『海が青いのはなぜ?』まとめ
海が青い理由 ⇒ 海面反射、赤色吸収、海底反射の3要因が考えられる。とくに青空を反映する海面反射が陸地から見る分には影響が大きい。