今回は『気圧(きあつ)の雑学』として、
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
空気の重さはどのくらい?
空気の重さはどのくらい?
さっそく『空気の重さはどのくらい?』の答えから!
「空気の重さ」は、ずばり
【1m3】あたり【1.293kg】(0℃、1気圧のとき、縦1m×横1m×高さ1m の箱で約1.3kg!)
で、もう少し「身近な例」に直すと
となり
です。
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数字だけだとまだわかりにくいと思うので
してみると、体積の比較で
になり
ことになります(乾燥した空気で0℃1気圧のとき)。
意外と空気が重くて驚いたかもしれませんが「空気が重い理由」は
です。
空気の99%は
で、大きさはせいぜい
ですが
いき
にもなるわけです。
ここまで話すと決まって
なぜ空気はそんなに重いのに体は潰れないの?
という質問をされますが、それは
空気は【気体】なので、上からも下からも重さが加わるから(全体としてプラマイゼロなので下には押しつぶされない!)
体の中からも【空気を押し返す力】が働いているから(体内からも空気や水分などで押し返しているので体がギュッと押しつぶされることはない!)
です。
逆に言えば
しているため
と
にかかることもあります。
なお、宇宙においては空気はほぼないので0気圧ということになりますが、宇宙船&宇宙服によって減圧症の対策をしています。
ただ宇宙服に関しては1気圧を加えようとすると重さが400kgにもなってしまうため、軽量化のために0.3気圧ほどしか加圧できず宇宙飛行士の方は何週間もかけて低い気圧下でも短時間なら体を壊さないように訓練されています。
以上、『空気の重さはどのくらい?』について簡単にまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
空気の重さ ⇒ 【1m3】あたり【1.293kg】、【1ℓ】あたり【1.293g】、【地上の1cm2】に加わる重さは【1.033kg】(0℃、1気圧のとき)