今回は『クジラの潮ふき』として
1、クジラが潮をふく理由は?/なぜ?
2、潮の正体は?
の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” ご紹介します。
クジラが潮をふく理由/なぜ&何?
クジラが潮をふく理由は?/なぜ?/潮の正体は?
クジラが潮を吹いている【穴】は
鼻
にあたり、潮の正体は
空気(呼吸)
です。
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ちょうど水泳の息継ぎで、水面に上がったとき思いっきり息を吐きだすのと同じ感覚です。
では、なぜ
息なのに、水しぶきのように見える
のでしょうか?
それは
息がクジラの肺のなかで温められているから
です。
冬になると、はく息が白くみえると思いますが、その現象と一緒で
暖かい空気(息)が冷たい外の空気に触れることで【水蒸気】としてみえる
のです。
より正確に説明すると
水蒸気を含んだ息が、外気との温度差で視認できる
といった感じです。
そのため
気温が低いと潮吹きが見えやすい
一方で
赤道付近では潮吹きは見えにくい
傾向にあります。
そうはいっても
クジラが赤道を越えることはほとんどない(ザトウクジラくらい?)
上に
外気温が35℃を超える帯域にクジラが生息することも稀
なので
ホエールウォッチングでは何も気にしなくてOK
でしょう。
沖縄付近あたりでも、十分にクジラの潮吹きは確認できます。
以上、『クジラの潮ふき』についてまとめました。
これにて『クジラが潮をふく理由は?/なぜ?/そもそも何?』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
この雑学シリーズは意外と人気があるようなので、これからもこまめに追加していきたいと思います。
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『クジラが潮をふく理由は?/なぜ?/そもそも何?』まとめ
・ クジラは【鼻】から潮を吹いている
・ 潮の正体は、クジラの息(呼吸)
・ 肺の中で温められた息(水蒸気を含む)が外の冷たい空気に触れることで視認できる
・ クジラが外気35℃以上に長期滞在することはマレなので、ホエールウォッチングに大きな支障はない