科学の雑学Q&A 生物学

クジラが潮をふく理由は?/潮ってなに?

投稿日:2017年8月11日 更新日:

 

今回は『クジラの潮ふき』として

1、クジラが潮をふく理由は?/なぜ?

2、潮の正体は?

の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” ご紹介します。

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クジラが潮をふく理由/なぜ&何?

クジラが潮をふく理由は?/なぜ?/潮の正体は?

 

クジラが潮を吹いている【穴】は

にあたり、潮の正体は

空気(呼吸)

です。

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ちょうど水泳の息継ぎで、水面に上がったとき思いっきり息を吐きだすのと同じ感覚です。

 

では、なぜ

息なのに、水しぶきのように見える

のでしょうか?

 

それは

息がクジラの肺のなかで温められているから

です。

 

冬になると、はく息が白くみえると思いますが、その現象と一緒で

暖かい空気(息)が冷たい外の空気に触れることで【水蒸気】としてみえる

のです。

 

より正確に説明すると

水蒸気を含んだ息が、外気との温度差で視認できる

といった感じです。

 

そのため

気温が低いと潮吹きが見えやすい

一方で

赤道付近では潮吹きは見えにくい

傾向にあります。

 

そうはいっても

クジラが赤道を越えることはほとんどない(ザトウクジラくらい?)

上に

外気温が35℃を超える帯域にクジラが生息することも稀

なので

ホエールウォッチングでは何も気にしなくてOK

でしょう。

 

沖縄付近あたりでも、十分にクジラの潮吹きは確認できます。

 

以上、『クジラの潮ふき』についてまとめました。

これにて『クジラが潮をふく理由は?/なぜ?/そもそも何?』は終了です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>

この雑学シリーズは意外と人気があるようなので、これからもこまめに追加していきたいと思います。

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『クジラが潮をふく理由は?/なぜ?/そもそも何?』まとめ

・ クジラは【鼻】から潮を吹いている

・ 潮の正体は、クジラの息(呼吸)

・ 肺の中で温められた息(水蒸気を含む)が外の冷たい空気に触れることで視認できる

・ クジラが外気35℃以上に長期滞在することはマレなので、ホエールウォッチングに大きな支障はない

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