今回は『ラクダの雑学』として
1、【コブ】の中身は?
2、【まつげ】が長い理由は?
3、どうして【砂漠・水なし】で生きていける?
の3つを中心に、”簡単に・わかりやすく” まとめていきます。
ラクダ/コブの中身は?/まつげが長い?/砂漠・水なしでOK?
ラクダ/コブの中身は?
ラクダのコブの中身は
脂肪
で
栄養(エネルギー)を保存
しています。
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ここで問題!
ラクダはなぜ、人間のように【体】に脂肪をたくわえないのでしょう?(コブの意味は?)
…
…
正解は
体を冷やしやすくするため(熱を放出しやすくするため)
です。
脂肪は
熱を逃がしにくい(熱伝導率が低い)
ので
体全体に脂肪があると、暑さに耐えられない
のですね。
そのため
ラクダは脂肪を【コブ】に集中させ
ることで熱放出を効率化し、また
大きな【コブ】は太陽から体をまもる
役割も果たしています。
ちなみに
コブ=脂肪=エネルギー源
なので、食事をとらずエネルギーを使っていくと
コブはしぼんでいく
ことは意外と知られていないかもしれません。
以上、『ラクダの【コブ】の中身は?』でした。
続いては
【まつげ】が長い理由は?
【砂漠・水なし】でOK?理由は?
の2つを説明します。
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ラクダ/まつげが長い理由は?/砂漠・水なしでOK?
まず
【まつげ】が長い理由は、砂が目に入らないようにするため
です。
砂漠は
・ とても乾燥している
・ (粒子の小さい)砂が多い
ため
歩くたびに砂が舞い上がる
傾向にあります。
そのため
【まつ毛】を長くすることで、目を保護している
のですね。
なお
ラクダの【足】はモチモチしている
のですが、モチモチの足には
1、滑りやすい砂漠が歩きやすくなる
2、砂が舞い上がりにくくなる
3、地面の熱をさえぎる
といったメリットがあります。
では、続いて
【砂漠・水なし】で大丈夫な理由
ですが、最初に説明した
【コブ】に脂肪をたくわえているから
に加えて
水分を血液中にたくわえられるから
という理由があります。
正確には
血液が水を吸収
することで
体全体の水分含有量が多くなる
のです。
そのため、ラクダは
一度に「60~120リットル(体重の10%)」もの水をがぶ飲み
することができます。
これに加えて
【コブ】には脂肪もある
ので
2~3週間は水を飲まなくても大丈夫
です。
ただし
健康状態が悪くなっていくことがよくある
ので、めったなことがない限り家畜のラクダを酷使することはないようです。
そもそも、3週間も砂漠を移動していては人間の方が持ちませんしね。
以上、『ラクダー【コブ】の中身は?【まつげ】が長い?【砂漠・水なし】でOK?/疑問を2分で!』でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
『雑学シリーズ』は好評なようなので、今後もどんどん追加していきたいと思います!
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『ラクダー【コブ】の中身は?【まつげ】が長い?【砂漠・水なし】でOK?』まとめ
【コブ】の中身は?
・ ラクダの【コブ】の中身は ”脂肪”
・ 脂肪にはエネルギーをたくわえる働きがある
・ ラクダは【コブ】に脂肪を集中させることで、熱放出を効率化し、日射から体を保護している
・ 食事をとらないと【コブ】はしぼんでいく
【まつげ】が長い理由は?
・ ラクダの【まつ毛】が長い理由は、目を保護するため
・ 砂漠では砂が舞い上がりやすい
・ また、ラクダは【足】をモチモチにすることで、砂漠を歩きやすくしている
【砂漠・水なし】でOKな理由は?
1、【コブ】に脂肪をたくわえているから
2、血液が水を吸収できるから
⇒ 一度に「60~120リットル」もの水を飲むことができ、エネルギーもコブに保存している
⇒ 2~3週間は砂漠で生きていける!