今回は『宇宙ゴミの雑学』として、
1、宇宙ゴミ(スペースデブリ)の数は?
2、回収しているの?
3、回収方法は?
という2つの疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
宇宙ゴミの数は?回収している?
宇宙ゴミの数は?回収している?
さっそく『宇宙ゴミの数は?回収している?』の答えから!
「宇宙ゴミの数」は、ずばり
10cm以上のものが2万5千個以上
で、10cm以下の小さい宇宙ゴミを含めると
数えきれないほどある(2019年時点でも数千万個はあると考えられ、今なお増え続けている)
と考えられ、「宇宙ゴミを回収しているかどうか」については
回収していない!
です。
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宇宙ゴミ(デブリ)はめったにニュースにはなりませんが、
今後宇宙開発をするにあたって大きな弊害
になることが問題視されていて、
ため、例えば
国際宇宙ステーションのある地上400km付近
では
1秒間に7~8kmもの速さで移動
しており、
直径10cmのデブリでも宇宙船を大破させるのに十分な威力
を持っています(運動エネルギーは1/2mv2なので質量と速さの2乗に比例)。
現在では、役目の終わった人工衛星などは
残りの燃料を使って地球から離れるように移動
することで
宇宙ステーションやGPS衛星のある軌道からずらす
ようにしています(墓場軌道は3万6千km付近で直接衝突による被害は軽減される)。
ただ、それでも
現役の衛星の公転軌道上にゴミが残る場合
がありますが、一応は
10cm以上の大きなデブリはNASAがすべて監視
し、
小さなデブリは宇宙船側が補強することで対策
することで
大きな事故が発生することはマレ
になっています。
「宇宙ゴミを回収する方法」として、まだ実験は成功していませんが
高強度レーザーでデブリを溶かして消す方法
が有力視されており、また昨年(2018年)には
網を使ったデブリの捕獲に成功
しています。
宇宙デブリは、今後
さまざまな天体を調査するための【探査機】の進路を妨害しかねない
ため、
中長期的にデブリを排除していく必要性
は高まっています。
以上、『宇宙ゴミの数は?回収している?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『宇宙ゴミの数は?回収している?』まとめ
宇宙ゴミの数は? ⇒ 10cm以上のものが2万5千個以上(小さいデブリは数千万個以上)
回収は? ⇒ していない!