今回は『年輪の雑学』として
年輪はなぜ・どうやってできるのか
について、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。
年輪はなぜ・どうやってできる?
年輪はなぜ・どうやってできる?
年輪ができる理由は、ずばり
1年を通して【木の成長】が違うから
です。
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年輪のある樹木がみられるのは
四季がはっきりしてる場所
雨季がある場所
乾季がある場所
の3つで
【雨】と【日光】が多い ⇒ 木がよく生育する
【雨】や【日光】が少ない or【気温】が低い ⇒ 木があまり成育しない
ことになります。
木の成長がはやければ【色が薄く(細胞分裂が活発で、細胞自体も大きい)】
なり
木の成長が遅ければ【色が濃く(細胞の生産量が少なく、細胞壁が密)】
なるため
成長の差がバウムクーヘンのような年輪につながる
わけです(周期性)。
なお、基本的に
1年単位で気候は変動する(来年の気候も今年とだいたい同じ)
ため
年輪の数 = 木の年齢
です。
ただし、地域によっては
気候の変動が激しく、1年間で年輪のような輪が複数できる(または数年に1輪しかできない)
ことがありますが、この場合は
【年輪】ではなく【成長輪】
とだけ表現します。
年輪はあくまで
【1年間】の気候変動でできる輪っか
だと覚えてください(年輪 = 1年間で1つだけでできる輪 = 木の年齢)。
以上、『年輪はなぜ・どうやってできる?』について簡単にまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ところで「年輪の広い方が南向き」という話を聞いたことがある人はいるでしょうか?
結論から言うとガセネタなのですが、次回は『年輪の間隔に差がでる理由』についてお話ししようと思います。
『年輪はなぜ・どうやってできる?』まとめ
年輪はなぜできる? ⇒ 木の成長速度が1年間で違うから
年輪はどうやってできる? ⇒ 温度・雨量が適切な時期には「細胞が成長し色が薄く」、不適切な時期には「細胞の生産量が少なく密接するため濃く」見える