今回は『地球の雑学』として、
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
地球の中はどうなっている?
地球の中はどうなっている?
さっそく『地球の中はどうなっている?』の答えから!
地面からの距離 | 名前 | 成分 |
6~60km | 地殻 | 塩基性岩層 |
~440km | マントル(上部) | 超塩基性岩層 |
~520km | 変形スピネル相 | |
~660km | スピネル相 | |
~2,700km | マントル(下部) | ペロブスカイト相 |
~2,900km | ポストペロブスカイト相 | |
~5,100km | 外核 | 鉄合金(液体) |
~6,400km | 内核 | 鉄合金(固体) |
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地殻(ちかく):地面のこと(海は×)。【地殻】より下は【マントル】という層で、岩石の種類が変わって量(密度)が一気に大きくなる!
塩基性岩層:花崗岩(かこうがん)・安山岩(あんざんがん)・玄武岩(げんぶがん)などの【二酸化ケイ素(SiO2)】をたくさん含む火山岩の層。地上でもいっぱい見られる!
マントル:【地殻】と同じように岩石が主成分だけれど、【地殻の重さ&マントル自身の重さ】が積み重なって【密度】が段違いに大きくなっている!
超塩基性岩層:【かんらん岩】を中心とする二酸化ケイ素をそれほど含まない(~45%)火山岩の層。場所によっては【マグマ】になっているところも!
(変形)スピネル相:スピネルというMgAl2O4で組成されるルビーみないな鉱物。ここまでくると【密度が高く】てめっちゃ硬い(~24万気圧)!
(ポスト)ペロブスカイト相:ペロブスカイト構造という【原子が超コンパクトにまとめられた結晶】の層。ポストの高圧相では125万気圧にもなる!(海で一番深いのはマナリア海溝の10,911mで1,000気圧→1cm2に1,000kgの力が加わるくらい)
外核:【鉄】を中心に【ニッケル】などの金属も加わった鉄合金で構成される層。温度が2,200~5,000℃にもなるのでドロドロに溶けて【液体】になっている!(~330万気圧ほど)
内核:温度は~5,500℃にもなるが気圧が高すぎる(~364万気圧)ために今度は液体の状態になれず【固体(高剛性)】になっている部分。【地球の中心】が内核!
以上、『地球の中はどうなっている?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
地球の中身 ⇒ 地殻・マントル上部・マントル下部・外核・内核の層に分けられ、地球の中心に近づくにつれ気圧・温度が高くなる。地球の中心は364万気圧・5,500℃ほど。