今回は『食品の雑学』として、
1、こげは体に悪い?
2、食べ過ぎるとガンになる?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
こげは体に悪い?ガンになる?
こげは体に悪い?ガンになる?
さっそく『こげは体に悪い?ガンになる?』の答えから!
「こげが体に悪いかどうか」は、ずばり
”普通に” 食べている分には【体に悪くない】
で、「こげを食べるとガンになるかどうか」は
”普通に” 食べている分には【ガンの主要因にはならない】
と考えられます。
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ガンについては
ものの、
発生メカニズム(どういった経緯で遺伝子に変異が起こるか)は要因が複数あり一部しかわかっていない
ため、
こげが不安でしょうがないなら食べるのを控えるべき
ですが、一般に
「こげを食べると体に良くないしガンになるぞー!」というおどしは科学的根拠がないに等しい
ため、むやみに信じることはやめてください。
確かに「こげ」には
【ヘテロサイクリックアミン】などの発がん性物質(正確には遺伝的な変異をもたらす可能性のある物質)が微量に含まれている
のですが、
お茶碗いっぱいの【こげ】を毎週食べ続けても変異リスクは極めて低い
ため、「一般的な食生活(1日1~2食、焼肉や焼き魚のこげを気にせず食べるくらい)」であれば
【こげ】なんかより【アルコール】や【芋・肉などの食品そのもの】の方がよっぽどがんの要因になりうる
といえます。
結局のところ、「ガンになる理由」は
遺伝子が変になって細胞が死んでくれないから
で、「一番の原因」は
エラーの蓄積&老化によって遺伝子の修復ができないこと
なので、少なくとも若いうち(~40歳)は
一般的な食事・生活習慣でガンになるリスクを気にする必要はない
と言い切っても問題ないでしょう(例えばタバコを吸うとガンになる!とよく言われますが、修復機能が健全な30代までにタバコが原因でガンになることはほとんどありません。タバコの悪い点は突然変異確率が高まることで、老化などによって修復がたまたまターゲットに機能しない&肺が汚いので手術が困難&特効薬が使えないことが多いなどの点からやはり40歳までには禁煙しておくべきでしょう;タバコを吸っていない人は麻薬と同じで関わらないこと!;副流煙に関しては吸引量が少ないので密室空間で長時間&長期間煙にさらされない限りそれほど気にする必要はありません)。
以上、『こげは体に悪い?ガンになる?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『こげは体に悪い?ガンになる?』まとめ
こげは体に悪い? ⇒ 焼肉や焼き魚程度のこげは何ら問題ない
ガンになる? ⇒ 一般的な食生活で触れる程度のこげではガンにならない(正確には遺伝子の突然変異確率が極めて低いため、コゲを気にする必要がない)