今回は『チョウ目の雑学』として
1、蝶(チョウ)と蛾(ガ)の違いは?
2、見分け方は?
という2つの疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
蝶と蛾の違い・見分け方は?
蝶と蛾の違い・見分け方は?
「蝶と蛾の違い」は、ずばり
きちんとした違いはなし!
で、区別するためには少なくとも
です。
(上の画像は【アゲハモドキ】という【蛾】)
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そもそも
されており
に過ぎません。
日本に生息しているチョウ目であれば
ですが、蝶の種類が多様な国(ヨーロッパ圏など)では
していることから、とくに
です。(英語では「butterfly(バタフライ)」と「moth(モス)」の区別あり)
ただ「日本限定」ではありますが、ざっくりと
ので、簡単にまとめておきます。
蝶と蛾の見分け方(日本Ver)
蝶 | 蛾 | |
活動時間 | 昼行性がほとんど | 夜行性が多め |
触覚の形状 | 先が太いが多め | 先が細い種が多い |
触覚の大きさ | 細長い棒状が多め | 太くクシ状に伸びる種がいる |
目 | 大きい種が多め | 小さい種が多め |
休息時の翅 | 閉じる種が多い | 開く種がほとんど |
繭の生成 | ほとんど作らない | 作る種がいる |
翅の色 | 派手な種が多い | 地味な種がやや多め |
腹部 | 細い種がほとんど | 太い種が多い |
(ただし例外が多数存在し、見た目上の分類も日本生息種に限られる;正確な分類には遺伝子型を中心とする分子系統が必要)
以上、『蝶と蛾の違い・見分け方は?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
蝶と蛾の違いは? ⇒ 明確な違いはなし(分類するには遺伝子解析による分子系統が必要)
蝶と蛾の見分け方は? ⇒ 日本に限れば、触覚・目の大きさ・翅・腹部の比較である程度は推定可能