今回は『鉛筆(えんぴつ)の仕組み』として
1、鉛筆で【なぜ字が書ける】?/【仕組み】【理由】
2、【作り方】【材料】は?
の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。
鉛筆でなぜ字が書ける?(仕組み・理由)/作り方・材料は?
鉛筆でなぜ字が書ける?/仕組み・理由
まずは『鉛筆で字が書ける仕組み・理由』から。
鉛筆で字が書ける理由は、ずばり
黒い粉を紙にくっつけているから
です。
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鉛筆の ”芯(しん)” は
黒鉛(こくえん)という炭
でできていて
黒鉛を紙にこすりつける
⇒ 紙の表面に墨が入り込む
⇒ 黒く見える
という仕組みです。
そのため
字を書いた紙をこすれば、黒鉛が広がってにじむ
感じになりますし
消しゴムで表面の紙を削ったり、黒煙を吸着させたりすれば字が消える
わけです。
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「消しゴムの仕組み」については以前の記事
で詳しく説明しているので、参考にしてください。
ちなみに
「えんぴつ」は漢字で「鉛筆(なまりの筆)」
と書きますが
「鉛」ではなく「炭(=黒鉛;鉛とは無関係)」
を使っている点には注意してください。
昔、
鉛で字を書いていた(ラインを引いていた)
ことの名残(誤訳)で「鉛の筆」と名付けらただけで
現在の鉛筆に鉛は使われていません。
ここまでをまとめると
鉛筆でなぜ字が書ける? ⇒ 黒鉛で紙をこすることで、黒い粉が紙にくっつくから
となります。
以上『鉛筆でなぜ字が書ける?/仕組み・理由』についてまとめました。
続いて「鉛筆をどうやって作っているのか」を簡単にみていきましょう!
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鉛筆の作り方・材料は?
ここからは『鉛筆の作り方・材料は?』です。
鉛筆の材料は
1、黒鉛(黒い字のもと)
2、粘土(硬さ・濃さのもと)
3、木(芯を補強)
4、塗料(見栄えをよくするため)
の4つがメインで、作り方は
”黒鉛+粘土+水” を混ぜまくる
⇒ 芯の形にして乾燥 & 加熱
⇒ 芯を2枚の木の板で挟む & 切断
⇒ 塗装
というのが大まかな流れです。
製造過程はいたってシンプルで
色の付きやすい炭を木で補強しているだけ
です。
黒鉛の原価も非常に安いので、
鉛筆は1本30~50円ほど
で購入できるわけですね。
なお
粘土の配合量によって「硬さ・濃さ」が大きく変わって
きて、市販されている鉛筆の
”HB” や ”2B” などの表記も粘土率に対応
しています。
この辺は次回でわかりやすくまとめておきます↓
以上、『鉛筆の作り方・材料は?』でした。
これにて『鉛筆でなぜ字が書ける?(仕組み・理由)/作り方・材料は?』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>