今回は『光の雑学』として、
空が青いのはなぜ?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
空が青いのはなぜ?
空が青いのはなぜ?
さっそく『空が青いのはなぜ?』の答えから!
「空が青い理由」は、ずばり
【青い光】が【空気の粒】にぶつかって散り散りになっているから
で、「空が青く見える」のは単純に
【青い光】が【空全体】を覆って【目立っている】から
にすぎません。
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「光」というのは
【虹】をイメージ
すればわかるように
【青】~【緑】~【赤】まで【たくさんの色】が混ざった波
です。
「波の長さ」によって、
波長が【短い】 ⇒ 青
波長が【中くらい】 ⇒ 緑
波長が【長い】 ⇒ 赤
と見えるように「ヒトの目」はできています。
「光」には
何かにぶつかると【反射】したり【屈折】したり【方向を変える性質】
がありますが、とくに
光の波長より【短い物質(1/10以下)】にあたったとき
には
【レイリー散乱】という【光が四方八方に飛んでいく】現象
がみられます。
「レイリー散乱」は
光の波長が【短ければ短いほど】強くなる(波長の4乗に反比例する)
ので、
波長の短い【青色の光】がたくさんレイリー散乱する
⇒ 空が【青色】でいっぱいになる
⇒ 空が青く見える
というわけですね。
ただ、勘違いしないでほしいのは
あくまで【青色】が目立っているだけ
で、空が青く見えていても
【緑色】や【赤色】の光も目には届いている
ことを覚えておいてください!
なお、「光がぶつかる何か」というのは
空気中の【窒素】や【酸素】などの分子(~0.2nm)
はもちろん、
水滴や氷粒などの【雲】、チリやほこりといった【エアロゾル】
まで何でも含みます。
【青い光の波長】は【430~490nm】くらい
なので
20nm以下の物質にあたれば十分に【レイリー散乱】が生じる可能性がある
というわけですね。
以上、『空が青いのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『空が青いのはなぜ?』まとめ
空が青い理由 ⇒ レイリー散乱によって短い波長の光が多く散乱するため、波長の短い青い光が空全体を覆って目立っているから