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生物学 科学の雑学Q&A

『セミが鳴く理由は?/寿命は?/なぜすぐ死ぬ?』を【3分】で!

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今回は『セミの雑学』として、

1、セミが【鳴く理由】は?

2、【寿命】は?

3、なぜ【すぐ死ぬ】?

の3つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。

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『セミはなぜ鳴く?/寿命は?/すぐ死ぬ理由は?』を【3分】で!

 

セミが鳴く理由は?

 

まずは『セミが鳴く理由は?』から。

 

セミが鳴く理由は、ずばり

1、オスがメスを呼ぶため(求愛)

2、仲間に危険を知らせるため(& 威嚇)

3、群れをつくるため(集団形成)

の3つで、1番重要なのは

”1、オスがメスを呼ぶため(求愛)”

です。

 

鳴くのはオスだけ

で、

メスが鳴き声に集まってきて交尾する

流れになります。

 

セミよっては

鳴き方・声量によってモテ方が大きく異なる

種もいて、

より大きな声・より美しく(長い時間 or 短い間隔)で鳴く方がモテる

傾向にあります。

 

これは、ほかの生物にも共通することですが

生存とは関係のないところにエネルギーを使える ⇒ 生命力が強い

という意味で、

「このオスとの子供は強い子になりそう(より子孫を残してくれそう)!」

メスが本能的に判断している

からだと考えられます。

 

ケンカの強いオスがモテるのと同じ理由ですね。

 

「2、仲間に危険を知らせるため(& 威嚇)」

については、セミを捕まえたことのある方ならわかると思いますが

セミを捕まえると ”ギーッ” という普段と違う鳴き声

をあげることが多いでしょう。

 

私たち人間でもビックリするように、

「セミの天敵である(耳のいい)鳥」も鳴き声に驚いて捕まえ損ねてしまうことがある

ようです。

 

また、正確に研究されてはいませんが

仲間へ危険を知らせる役目

も果たしている可能性があります。

 

ただし、

鳴き声はカマキリなどの昆虫やクモなどに効果がほぼない

ため、

気休め程度の威嚇

にすぎない場合が多いでしょう。

 

ちなみに、

「なぜセミを捕まえるとおしっこをかけてくるの?」

と質問されることがありますが、それは

できるだけ体を軽くして逃げやすくするためのセミの戦術

である可能性があります。

 

ビックリして漏らしちゃっただけ

という可能性もありますが、

体の唯一の重りである水分を除去することで飛翔力はアップする

のは確かです。

 

セミのおしっこといっても、

ほとんどが樹液に由来する水分

なので、汚くはありません。

 

最後の

「3、群れをつくる(集団形成)」

ことは、みんなまとまることで

1、敵から食べられにくくなる

2、メスが集まりやすくなる

という意味があります。

 

「集まっていたら、天敵のいい的になるのでは?」

と感じるかもしれませんが、密集することで

 敵が1匹に狙いを定めにくい

 ほかの奴が代りに食べられれば、自分は助かる

ことで、

1匹でいるよりも生存率は上がる

傾向にあります。

 

ちょうど

イワシなどの小魚や、シマウマなどの草食動物が大群を形成

するのと同じ理由ですね(とくに草食動物の場合は、仲間多いほどが敵の察知が速い&弱ってるものから順に食べられやすくメリット倍増)。

 

ただし一般論としては、群れを作ることで

 エサがなくなるとみんな餓死

 病気が蔓延しやすい

といったデメリットもあります。

 

ここまでをまとめると、

 セミが鳴く理由 ⇒ オスの求愛、威嚇、集団形成

 おしっこをかける理由 ⇒ 体を軽くするため or ビックリして漏らしただけ

となります。

 

以上、『セミが鳴く理由は?』についてまとめました!

続いて、『セミの寿命は?/なぜすぐ死ぬ?』を簡単にみていきましょう。

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セミの寿命は?/なぜすぐ死ぬ?

 

ここからは『セミの寿命は?/なぜすぐ死ぬ?』です。

 

セミの寿命は、種類によって多少違いますが

”成虫” は、だいたい1~5週間ほど

です(日本では2~4週間前後の寿命が多め)。

 

ちなみに、”幼虫” の期間は

1~2年 ⇒ ツクツクボウシ

2~4年 ⇒ ミンミンゼミ

3~4年 ⇒ ヒグラシ

4~5年 ⇒ ニイニイゼミ・アブラゼミ・クマゼミ

17年 ⇒ 17年ゼミ

という感じで、

幼虫の期間も含めれば、実はセミは寿命の長い昆虫

です。

 

 では、なぜ幼虫の期間がこんなに長いのでしょうか?

 

それは、

セミの幼虫が栄養の少ない「木の根っこの樹液」をエサ

としているからで、

どうしても成長に時間がかかってしまうから

です。

 

そのため、

エサとする木の栄養や体の構造の違い

によって

成虫になる時期にはバラツキがある

わけです。

 

ちなみに、

土の中はめちゃくちゃ安全

なので、

羽化率(成虫になれる割合)は、80~90%と非常に高い

種が多くなっています。

 

 では、成虫になったセミがすぐ死ぬのはなぜでしょうか?

 

それは、

交尾して子孫さえ残せればいいから

で、

生物として長生きする必要性が低いから

です。

 

長生きするということは、

エサを定期的に捕まえる & 天敵から逃げ続ける & 気温の変化に対応する

という

多大な手間(体の構築)とエネルギーがかかる行為

です。

 

よって、セミは

 エサ ⇒ 最低限のわずかな樹液だけ

 天敵 ⇒ 飛んで逃げる

 気温 ⇒ 適温(夏)になったら地上に出てくる

ことで、最大限の子孫を残そうと考えたわけです。

 

結果、セミの構造は、

オス ⇒ 飛ぶ & 鳴く

メス ⇒ 飛ぶ & 卵を産む

機能しかほとんど残っておらず

寿命が短くなっている

のです。

 

まとめると、

 セミの寿命は? ⇒ 成虫:1~5週間、幼虫:1~17年

 なぜすぐ死ぬ? ⇒ 長生きする必要がないから(子孫を最大限に残すために体の機能を特化させている)

となります。

 

 

以上、簡単にですが『セミの寿命は?/なぜすぐ死ぬ?』についてまとめました。

これにて『セミはなぜ鳴く?/寿命は?/すぐ死ぬ理由は?』は終了です。

ご朗読ありがとうございました<(_ _)>

 

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