今回は『アリ(などの虫)は高いところから落としてもなぜ死なない?』として
1、アリが死なない理由
2、どのくらいの高さまで大丈夫?
の2つを簡潔にご紹介します。
スポンサーリンク
アリ(虫)は高いところから落としてもなぜ死なない?/理由
アリ(虫)を高いところから落としても死なない理由
アリが死なない理由は大きく2つあり、ともにいたってシンプルです。
1、外骨格があるから
2、空気抵抗を受けるから
スポンサーリンク
1、外骨格があるから
人間の場合は、体の内側は骨などがあり固いですが、
外側は筋肉や脂肪があるだけで柔らかいですよね?
アリ(などの虫)はこの逆で、外側に「外骨格」という固い層があり、
内側は柔らかくなっています。
そのため、多少の衝撃には耐えられるような体の構造になっているのです。
2、空気抵抗を受けるから
こちらの「空気抵抗を受けるから」というのが、最も大きい ”アリが死なない理由” です。
アリは体が小さく、非常に軽い生物です。
また、体のわりに表面積が大きいので、空気抵抗を非常に受けやすい構造をしています。
ちょうど私たちが ”ムササビスーツ” を着ているように空気抵抗を受けるため、
着地の衝撃はかなり抑えられます。
この空気抵抗に加えて、外骨格があるため、
アリは高いところから落としても死なないわけです。
以上、「アリ(などの虫)が高いところから落としても死なない理由」でした。
続いて「どのくらいの高さまで大丈夫なのか」をご紹介します。
スポンサーリンク
アリはどのくらいの高さまで落としても死なない?
ここからは「アリはどのくらいの高さまで落としても死なないのか」についてまとめていきます。
結論から言ってしまうと
どの高さでも死なない可能性が高い
という結果になります。
計算してみるとわかりますが、
(急激な下降気流に乗らない限り)アリが受ける空気抵抗は重力加速度を上回ることが多いため、
1メートルの高さから落とそうが、1万メートルの高さから落とそうが、アリが落ちたときの衝撃はほとんど変わりません。
つまり、アリはどの高さでも落下の衝撃で死ぬことはないといえます。
ただし、落下途中で植物に刺さったり、海に落ちたりすれば死ぬので、
あくまで ”落下の衝撃” では死なないということです。
以上、「アリはどのくらいの高さまで落としても死なないのか」でした。
これにて『アリ(などの虫)は高いところから落としてもなぜ死なない?/疑問を2分で解消!』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
「アリ(などの虫)は高いところから落としてもなぜ死なない?」まとめ
アリ(などの虫)が高いところから落としても死なない理由
1、外骨格があるから
2、空気抵抗を受けるから
アリはどのくらいの高さまで死なない?
・ どの高さでも死なない可能性が高い