今回は『魚の雑学』として、
深海魚が水圧でつぶれないのはなぜ?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
深海魚が水圧でつぶれないのはなぜ?
深海魚が水圧でつぶれないのはなぜ?
さっそく『深海魚が水圧でつぶれないのはなぜ?』の答えから!
「深海魚が水圧でつぶれない理由」は、ずばり
体の中に【空洞】がないから
です。
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「体が水圧でつぶれる」というのは、言い換えれば
【体内の圧力】が【体外の圧力(水圧)】よりも小さい
だけのことなので、単純に
浮き袋などの空洞をすべてなくすだけ
で構造的には水圧に耐えることができるようになります(浮き袋がなくても水中を上下することはでき、また空気の代わりに脂肪などの油でも代用できます)。
意外に感じるかもしれませんが、
深海魚と一般的な魚の違いはわずか
て、深海魚でも体内で圧縮された気体を徐々に低い水圧に対応させていけば
通常の水槽で飼うことも可能
です(水族館でみることのできる深海魚のほとんどは最初以外は水圧調整をせずに飼育しています)。
ちなみに「深海魚がグロテスクに見える理由」はけっこうあるのですが、一番は
光が届かない環境にいるから
で、単純に私たち人間と
生活環境がまったく異なる
⇒ 見た目が大きく違い見慣れていない
⇒ 気持ち悪く感じる(グロテスク!)
というだけのことで、
哺乳類は可愛いけれど昆虫はちょっと気持ち悪く感じる
のと似たような感覚です。
深海魚についてはまだほとんど知られていないので、魚に自分の名前を付けたい人は研究してみるとおもしろいかもしれませんね。
以上、『深海魚が水圧でつぶれないのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『深海魚が水圧でつぶれないのはなぜ?』まとめ
深海魚が水圧でつぶれない理由 ⇒ 体内に圧力差をもたらす空洞がないから