今回は『温暖化の雑学』として、
二酸化炭素が温室効果ガスなのはなぜ?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
二酸化炭素が温室効果ガスなのはなぜ?
二酸化炭素が温室効果ガスなのはなぜ?
さっそく『二酸化炭素が温室効果ガスなのはなぜ?』の答えから!
「二酸化炭素が温室効果ガスとなる理由」は、ずばり
太陽光の【赤外線】を吸収して地球にとどめるから
です。
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「太陽の光」は、大まかに
紫外線(波長が短い:10 ~ 400 nm)
可視光線(目で見える:360 ~ 830 nm)
赤外線(波長が長い:0.75 nm ~ 1 mm)
にわけることができますが、いずれも
太陽から降り注がれる【光のエネルギー】
であり、
地球を暖めてくれる要因
になっています。
このとき、
二酸化炭素は【15μm】付近の【赤外線】エネルギーを【吸収】
して、
エネルギーの一部を宇宙に逃がさない
ために、
太陽光の一部が大気を暖めるために使われる
ことで
二酸化炭素には温室効果がある
わけです(二酸化炭素以外にはメタン・一酸化二窒素・フロンが温室効果ガスとして有名)。
逆に言えば、
温室効果ガスがなければ太陽光エネルギーがすべて宇宙に放射されてしまう
ため、理論的には
地球の温度はー19℃まで下がってしまう
と考えられます。
よって、
二酸化炭素は温室効果ガスであることは確かな事実
といえますが、それがすなわち
人為的な二酸化炭素の増加が地球温暖化の原因だー!
と考えるのはいささか早計です。
温暖化が進んでいるのはまぎれもない事実(単純に平均気温が上昇しているため)で、二酸化炭素が温室効果をもつことも確かな事実ですが、だからといって「二酸化炭素の増加が温暖化の主要因である」というのはあまりに短絡的で論理的でありません(二酸化炭素は大気の0.04%程度)。
温暖化の1要因として二酸化炭素・メタン・一酸化二窒素の濃度上昇が問題なことは真摯に受け止め厳正に対処し、その他に太陽や火山の活動周期も大局的に考慮していくモデルが構築されるべきだと個人的には思います。
以上、『二酸化炭素が温室効果ガスなのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『二酸化炭素が温室効果ガスなのはなぜ?』まとめ
二酸化炭素が温室効果ガスな理由 ⇒ 赤外線を吸収することで太陽光エネルギーの一部が大気を暖めるために使われるから