科学の雑学Q&A

ガムの原料&作り方は?(製造工程)/なぜのびる?(理由)

投稿日:2018年2月13日 更新日:

 

今回は『ガムの雑学』として

1、ガムの【原料【作り方は?/製造工程

2、なぜ【のびる?/理由

の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。

Gum-Ingredient-Manufacturing process

ガムの作り方は?(製造工程)/なぜのびる?(理由)

ガムの原料・作り方は?/製造工程

 

まずは『ガムの原料・作り方は?/製造工程』から。

 

ガムの原料は

 ガムベース(植物性樹脂)

 香料

 砂糖

の3つがメインで、商品ごとに

ミント

キシリトール

などが加えられます。

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ガムの作り方は

1、原料を混ぜまくる

2、整形する(板ガムやボトルガム用の形に)

3、冷やす(商品によってはシロップでコーティング)

4、包装

というのが大まかな製造工程になります。

 

ガムはもともと

サポディラという木の樹脂(チクル)

を噛んでいただけのものなので、製造工程も

「噛みやすい」&「唾液で消化しにくい」物質に味付けしただけ

です。

 

現在では、チクルの代わりに

サク酸ビニール樹脂(プラスチックの仲間の樹脂)

を利用することが増えましたが

作り方はほとんど同じ

です。

 

以上、『ガムの作り方は?/製造工程』について簡単にまとめました。

続いて、「どうしてガムがのびるのか」の仕組みをみていきましょう!

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ガムはなぜのびる?/理由

 

ここからは『ガムはなぜのびる?/理由』です。

 

ガムがのびる理由は、ずばり

原料の樹脂分子が壊れにくいから(≒ 弾力性)

からです。

 

トランポリンやハンモックをイメージ

してもらうとわかりやすいですが

(分子に)力を加えても伸びるだけで、結合がちぎれにくい

ため

ガムはすごい伸びるけど切れることはない

わけです。

 

ただし

ゴムと違って弾力性が弱い(高分子鎖間結合の違いによる)

ため、ゴムほど

もとの形には戻ってくれない

ことが多いでしょう。

 

ここまでをまとめると

 ガムの作り方は? ⇒ 原料(ガムベース・砂糖・香料など)を混ぜて冷やすだけ

 ガムはなぜのびる? ⇒ 原料の樹脂分子が壊れにくいから

となります。

 

ちなみに

ガムは賞味期限が記載されていない

商品です(トクホのガムは例外)。

 

賞味期限がない理由は

原料が安定している & 水分が少ない

ことによって

化学変化が生じにくいから

です。

 

この辺は以前の記事

で紹介しているので、興味のある方は参照してみてください。

 

せっかくなので、ガムの雑学も少し紹介...

🍬 ガムの雑学いろいろ

① もともとは「木の樹脂」を噛んでいた

ガムの起源は古く、古代ギリシャ人は マスティック樹脂、マヤ文明では チクル(サポジラの樹液) を噛んでいました。

いわば「天然ガム」。現代のガムの原型です。


② ガムを“飲み込むと7年お腹に残る”はウソ

ガムのベースは消化されにくいですが、腸を通過して普通に排泄されます。飲み込んでも基本的に問題ありません。


③ ガムを噛むと記憶力や集中力が上がると言われる

咀嚼によって

  • 脳への血流が増える

  • 海馬(記憶に関わる部位)が活動

  • などの研究結果があり、作業中にガムを噛む学生やプロゲーマーも多いです。


④ 日本の板ガムのあの包み紙、実は“金属が入っている”

銀紙のように見えるのは アルミ蒸着紙。香りが逃げないようにするための工夫で、中のミントや果物の香りを閉じ込めています。


⑤ 風船ガムの発明は失敗の繰り返しから生まれた

最初のチューインガムは伸びやすいけど ベタついて破れやすい素材で、研究者が偶然「ちょうどよく伸びる配合」を作ったことで バブルガム が誕生しました。


⑥ 無糖ガムは“歯に良い”のは本当

キシリトールなどの糖アルコールは虫歯菌が利用できないため、

  • 虫歯のリスクを下げる

  • 唾液を増やして口を清潔に保つ

  • など良い効果があります。


⑦ ガムは世界中で人気だが、“シンガポールでは基本的に禁止”

街の清掃を理由に、無許可のガム販売が禁止されていることで有名。医療用のキシリトールガムなどは例外で許可されます。

 

これにて『ガムの作り方(製造工程)&のびる理由&雑学あれこれ』は終了です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>

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