今回は『化学の雑学』として、
空気が見えないのはなぜ?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
空気が見えないのはなぜ?
空気が見えないのはなぜ?
「空気が見えない理由」は、ずばり
空気を構成している【分子】がとても小さいから
分子が【すごい速さ】で動き回っているから
の2つです。
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私たち「ヒト」が
【肉眼で認識できる大きさ】はどんなに頑張っても【半径3μm】まで(マイクロメートル:1000分の1ミリメートル = 100万分の1メートル)
ですが
空気の99%を構成
している
【窒素分子】も【酸素分子】も【0.2nm】もない(ナノメートル;1000分の1マイクロメートル)
ため
とても目では識別できない
ことになります。
加えて
分子自体も【高速で運動】
していて、例えば「気温25℃・1気圧」であれば
窒素・酸素分子の移動速度は約【450m/s】(音速より速く、新幹線の6倍)
なので
とても目で追いきれるはずもない
わけです。
もちろん
分子同士が衝突することで速度が鈍り
ますが、視認できないという点では大差ないでしょう。
要は「空気の成分が小さく移動も速いため認識できない」ということですね。
以上、『空気が見えないのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『空気が見えないのはなぜ?』まとめ
空気が見えない理由 ⇒ 分子が肉眼で見えないほど小さく移動速度が速いから