科学の雑学Q&A

海水がしょっぱいのはなぜ?塩はどこからきた?|疑問を2分で!

投稿日:2019年11月25日 更新日:

 

今回は『海水の雑学』として、

1、海水がしょっぱいのはなぜ

2、塩はどこからきた?

という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。

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海水がしょっぱいのはなぜ?塩はどこからきた?

海水がしょっぱいのはなぜ?塩はどこからきた?

 

さっそく『海がしょっぱいのはなぜ理由&塩の由来』の答えから!

 

海水がしょっぱい理」は、ずばり

塩(塩化ナトリウム:NaCl)がたくさん含まれているから(海水100g中塩分3.4g;元素組成でNa+31%、Cl-55%ほど)

で、「塩の由来」は

ナトリウムイオン(Na+) ⇒ 地上の岩石由来(雨で流されて海水に流入)

塩化物イオン(Cl-) ⇒ 地球形成時の塩素ガス由来(気温低下に伴い冷えることで当時のマグマに流入)

が代表的です。

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ここまで話すと、

雨が降り続くと岩石のナトリウムがたくさん海に入ってくるから、塩分濃度はどんどん変わっていくの?

と疑問に思うかもしれませんが、

現在の岩石には塩化物イオンも豊富に含まれている

ことに加え、

【海から蒸発して消える水】と【河川などから海に戻ってくる水】の総量がだいたい同じなこと

海底火山や風によってさまざま元素が海に流入してくること

などから、

全体的にみれば【塩分濃度】の増減は大きくない

といえます。

 

ただそれでも

岩石由来の塩分元素流入がやや大きく、海水濃度はわずかに上昇し続けている

と考えられているので、一応覚えておきましょう(ただし、正確な上昇数値は不明:地域格差が大きく海全体としての組成は推定困難)。

 

以上、『海がしょっぱいのはなぜ?塩はどこからきた?』について簡単にまとめました。

お読みいただきありがとうございました<(_ _)>

『海がしょっぱいのはなぜ?塩はどこからきた?』まとめ

海がしょっぱいのはなぜ? ⇒ 塩分を多く含んでいるから

塩はどこからきた? ⇒ 地球誕生時の塩素ガス&岩石由来のナトリウムイオンがメイン

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