科学の雑学Q&A 生物学

ハト・ニワトリが首を振って歩くのはなぜ?|疑問を2分で!

投稿日:2019年6月30日 更新日:

 

今回は『鳥の雑学』として、

ハト・ニワトリが首を振って歩くのはなぜ?

という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。

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ハト・ニワトリが首を振って歩くのはなぜ?

ハト・ニワトリが首を振って歩くのはなぜ?

さっそく『ハト・ニワトリが首を振って歩くのはなぜ?』の答えから!

 

ハト・ニワトリが首を振って歩く理由」は、ずばり

 視界を固定するため

です。

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ハト・ニワトリ・サギ・ムクドリ・セキレイ

などの「首を振る鳥」は

歩きまわってエサを探すことが多い

ため

もし【首を固定】してしまうと【視点】が体と一緒に移動し続ける

ことになります。

ハトやニワトリは

目が左右に分かれてついている

ので

右目は右側の景色、左目は左側の景色

しかほとんど見えておらず

視点が動いたままだと風景がぼやけて

しまうと考えられています。

 

そのため

 首を前に振る

→ 歩いている間は視点を固定

→ 首が後ろに来たら前に首を振る(視点が動くのは首を前に振っている間だけ)

を繰り返して

できるだけ視点を固定しエサを探しやすく

しているわけです。

 

一方、私たち「ヒト」の場合は

前に目がついているので視点を固定する必要がない

のですが、感覚的には

車の中からだと【近くの景色】は移動が速くてよく見えないけれど、遠くの風景は動かずよく見える

のとちょうど同じなのでイメージしやすいかもしれません。

 

また「ハト・ニワトリが首を振って歩く理由」のもう1つとして

景色を立体視する目的

も考えられます。

 

ただ首の移動範囲が狭いため大きな効果は期待できず、特にハトはもともと視力が非常に優れている(空気が澄んでいれば20~40km見通せる)ため必要性は高くないと考えられます。

 

以上、『ハト・ニワトリが首を振って歩くのはなぜ?』について簡単にまとめました。

お読みいただきありがとうございました<(_ _)>

『ハト・ニワトリが首を振って歩くのはなぜ?』まとめ

 ハト・ニワトリが首を振って歩く理由 ⇒ 視界を固定するため

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