今回は『生物の雑学』として、
動物が火を怖がるのはなぜ?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
動物が火を怖がるのはなぜ?
動物が火を怖がるのはなぜ?
さっそく『動物が火を怖がるのはなぜ?』の答えから!
「動物が火を怖がる理由」は、ずばり
慣れていないから
です。
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野生動物が
火を目にするタイミング
は
山火事(火山の噴火・落雷・熱波などが原因)
のときくらいなので、ほとんどの個体は
火を見たことがない
といえます。
そのため、動物視点からすると
火はゆらゆら光って、しかも近づくと熱くて危ないぞ…!
と感じ、
進んで近づいていこうとしない → 火を怖がっているように見える
というわけですね。
野生動物は
「生きるため&子孫を残すため」以外はリスクのある行動をとらない
のが基本なので、わざわざよくわからない火に飛び込んでいくのは
火の熱さを判断できない昆虫
くらいのものです(蛾などの虫が火に入っていくのは【火】と【月光・太陽光】を区別できていないから;詳しくは『虫が光に集まってくるのはなぜ?』参照)。
火に近づいていく種がいれば、
山火事が起こるたびに個体数を大幅に減らしていく
ことになるので、ヒトのように
高い知能を備えていなければ繁栄することは難しい
でしょう。
逆に言えば、
火に慣れている動物(ペット含む)
知性の高い動物
であれば、
火を怖がらない個体
も存在しています。
例えば、人と親和的な猿の集団は人が焚いているたき火に近寄ってくることがありますし、サーカスでライオンやトラが火に飛び込んでいけるのは慣れからくる要因が大きいと考えられます。
また好奇心旺盛な猫も火を怖がらずに近寄っていく個体もいますね。
ただ総じて言えるのは、一般に
野生動物は火に慣れていないため、火が熱くて危険だと判断すればあえて近づこうとしない
ということです。
以上、『動物が火を怖がるのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『動物が火を怖がるのはなぜ?』まとめ
動物が火を怖がるのはなぜ? ⇒ 火に慣れておらず、リスクある行動をとろうとしないから