今回は『魚の雑学』として、
ハリセンボンの針の数は何本ある?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
ハリセンボンの針の数は何本ある?
ハリセンボンの針の数は何本ある?
「ハリセンボンの針の数」は、およそ
350~400本ほど
で、「針の正体」は
【ウロコ】が成長にともなって変化し硬くなったもの
です。
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「ハリセンボンが針を立たせる理由」は
外敵から身を守るため
で、
【膨張のう】という専用の袋に海水を一気に流し込む
ことで体を膨らませ
急速な針立たせが可能
になっています。
ハリセンボンの針は強靭なため
成長したハリセンボンは敵なし(敵を察知して膨らむことができれば食べられることはない)
ですが、高い防御力を得たかわりに
遊泳能力が非常に低い
という致命的な弱点があります。
膨らんでいる間はほとんど動けない
のはもちろんのこと
通常時でも海流に逆らって泳ぐことが困難
であるため、潮の流れが強いと
海底にあるエサを自由にとれない
海流に乗って住みづらい場所に移動してしまう
ことがあります。
そのため、ハリセンボンは
潮流の弱い【岩礁】【サンゴ礁】を生息場所
とし
一度住処から離れてしまうと【餓死】【凍死】
してしまうことが多々あるようです。
生物の進化とはなかなかメリットばかりとはいかないもので、だからこそ勉強していておもしろいですね。
以上、『ハリセンボンの針は何本ある?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『ハリセンボンの針は何本ある?』まとめ
ハリセンボンの針の数 ⇒ 350~400本程度