科学の雑学Q&A

コンクリートはなぜ固まる?|疑問を2分で!

投稿日:2019年6月24日 更新日:

 

今回は『建築の雑学』として、

1、コンクリートが固まるのはなぜ?
2、鉄筋を入れる理由は?

という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。

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コンクリートはなぜ固まる?

コンクリートはなぜ固まる?

 

コンクリートが固まる理由」は、ずばり

【セメント(石灰石+粘土+α)】と【水】の化学反応によってすき間をビッチリ埋める結晶ができるから

で、もう少し化学的にいえば

セメントと水の【水和反応】によって生じる【セメント水和物】が【分子間力】で結合し強固となるから

です。

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よく勘違いされがちですが

「コンクリートは水が蒸発すると固まる」というのは間違い

で、あくまで

化学反応(水和反応)によって固まるだけ

水分はコンクリートの中に残ったまま

なので注意してください。

一般に、セメントに加える

水の量が少ないほど強度は高くなる(すき間がより埋まるため)

のですが

水が少なすぎると水和反応が進まず硬くならない

ため

水分量が45~50%程度になるよう配合

するのが基本です(質量比)。

コンクリートの寿命はだいたい

50年ほどと長くない

のですが、最近では

添加剤を加え水分量を抑える

ことで

大幅な耐久度の向上が見込める

可能性が示唆されています。

2023年時では

 コストの悪化

 簡易さの欠如

という2つの生産性の問題から実用化にいたっていませんが、研究次第では今後に期待できるでしょう。

ちなみに

トラックミキサ(コンクリートの運搬車)が回転

しているのは

コンクリートの成分が偏らない&固まらないようにするため(そのまま放置しておくと水が分離し、水和反応も進む;90分以内に使用するのが原則)

です。

それと

コンクリートに鉄筋が入っている理由

は、コンクリートは

押される力(圧縮)にはめちゃくちゃ強い

一方で

引っ張られる力(伸長)にはめちゃくちゃ弱い

ため、鉄筋によって

コンクリートの全方面への強度を増すことが目的

です。

以上、『コンクリートはなぜ固まる?』について簡単にまとめました。

お読みいただきありがとうございました<(_ _)>

『コンクリートはなぜ固まる?』まとめ

 コンクリートが固まる理由 ⇒ セメントと水の水和反応によって強固な結晶が生じるから

 コンクリートに鉄筋が入っている理由 ⇒ 伸長に対する強度を増すため

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