今回は『醤油(しょうゆ)の雑学』として、
2、塩分は薄口の方が多いって本当?
という2つの疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
濃口醬油と薄口醬油の違いは?/塩分は薄口の方が多いって本当?
濃口醬油と薄口醬油の違いは?/塩分は薄口の方が多いって本当?
さっそく『濃口醬油と薄口醬油の違いは?』の答えから!
「濃口醬油と薄口醬油の違い」は、ずばり
色の違い(発酵度合いの違い → 長く発酵させるほど色は濃くなる)
で、
濃口醬油 ⇒ 色が濃く、香り・コクも強い(≒ 味が濃い)
薄口醬油 ⇒ 色が薄く、香り・コクは控えめ(≒ 味が薄い)
となっており、よく勘違いされがちな「塩分濃度が高いのはどっちか」については
傾向にあります。
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スーパーで多く陳列されているのは
濃口醬油の方で、国内シェアは80%ほど
となっており、「煮物」や「味付」といった
の方です。
では「薄口醬油」はいつ使うのかと言えば、
などで、高級料亭で使われることが多い傾向にあります。
そもそも
に起因していて、
薄口醬油 ⇒ 発酵・熟成期間を短くして醬油の味を抑える代わりに、品質劣化を防ぐために塩分濃度を高めている(濃口醬油より15%ほど塩分を多く使用)
濃口醬油 ⇒ 十分に発酵・熟成させることで、醤油本来の味とコクを実現している
といった感じで、
ため、
塩分濃度:【薄口醬油】>【濃口醬油】
色:【薄口醬油】<【濃口醬油】
味・コク・香り:【薄口醬油】<【濃口醬油】
となるわけです。
以上、『濃口醬油と薄口醬油の違いは?/塩分は薄口の方が多いって本当?』について簡単にまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
濃口醬油と薄口醬油の違いは? ⇒ 色の違い(発酵度合い・熟成期間の違い)
塩分は薄口の方が多いって本当? ⇒ 本当(薄口醬油の方が2%ほど塩分濃度が高い)