今回は『玉ねぎ』として、
1、玉ねぎを切ると【涙がでる】のはなぜ?/理由
2、簡単な【対策法】がある?
の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。
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玉ねぎを切ると涙がでるのはなぜ?/理由&対策
玉ねぎを切ると涙がでるのはなぜ?/理由
まずは『玉ねぎを切ると涙がでるのはなぜ?/理由』から。
玉ねぎを切ると涙がでる理由は、ずばり
アリルプロピオン(主に硫化アリル)という物質のせい
です。
アリルプロピオンは
玉ねぎの細胞にたくさん含まれて
いて、
非常に蒸発しやすい
ため、玉ねぎを
包丁で切る(細胞を壊す)と空気中に拡散
してしまいます。
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アリルプロピオンが目に入ると
目が「なんか変なのに攻撃されてるよ」
といって、
涙を流すことで異物を洗い流そう
とするわけですね。
実際に
アリルプロピオンは刺激がかなり強い
物質で、
涙を流す行為は正常な反応
といえます。
しかし、玉ねぎを調理するたびに号泣するのはわずらわしい…。
でも、大丈夫!
アリルプロピオンの特性を逆手にとって、本当に簡単にできる対処法があります。
さっそく対策法をみていきましょう。
以上、『玉ねぎを切ると涙がでるのはなぜ?/理由』でした。
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玉ねぎで涙がでない対策法は?
ここからは『玉ねぎで涙がでない対策法は?』です。
涙がでる原因が
アリルプロピオン
であることは説明済みですが、アリルプロピオンの特性として
1、温度が低いほど揮発しにくい
2、水に溶けやすい
という特徴があります。
よって、
玉ねぎを冷蔵庫で冷やしておく(~10℃が理想)
切った玉ねぎは水に浸けておく
ことで、
涙が出る量は大幅に軽減される
はずです(「水に浸ける」のは2分ほどでOK;浸けすぎると水溶性の栄養が摂取できなくなる)。
逆に言えば、
常温で切る
切ったあとそのまま放置しておく
のが最悪で、目を傷めつけるだけの行為なのでやめておきましょう。
ちなみに、
冷蔵庫だと玉ねぎの賞味期限は1ヶ月ほど
で、
常温保存よりも期限が短くなりやすい(常温は2~3ヶ月ほど)
ので、ちょっと注意が必要です。
ただ、
玉ねぎがグニャグニャになると本体は食べられない
のですが、
栄養を吸い取った芽は食べる
ことができます。
よくスーパーで「牛バラ+ニンニクの芽の味付(サイチェン)」が売られていますが、玉ねぎも芽もニンニクと同じ味がしておススメですよ。
以上、『玉ねぎで涙がでない対策法は?』について簡単にまとめました。
これにて『玉ねぎを切ると涙がでるのはなぜ?ー”理由”と”対策”』は終了です。
ご朗読ありがとうございました<(_ _)>
玉ねぎと言えば、業務スーパーで500g118円ほどで冷凍スライス売られているので、調理が面倒な人は業務スーパーでまとめ買いした方が楽かもしれませんね。