今回は『運動の雑学』として、
走るとお腹が痛くなるのはなぜ?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
走るとお腹が痛くなるのはなぜ?
走るとお腹が痛くなるのはなぜ?
「走るとお腹が痛くなる理由」は、ずばり
大腸にあるガス(おならのもと)が一カ所に集まってお腹を圧迫するから
1kgもある肝臓が揺れ続けることで筋肉や靭帯が引っ張られるから
走ることに血が使われるせいで、内臓が痙攣をおこすから(胃腸などでは食物の消化吸収が進まなくなる;とくに血液のリザーバーである脾臓の収縮要因が大きい)
の3つが代表的です。
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「走るとお腹が痛くなる原因」は、ざっくりまとめれば
【お腹の中にあるものが動く】せいで起こる痛み
or
【お腹が栄養不足になる】せいで起こる痛み
の2つのどちらかに分類されます。
とくに
普段全然走っていない人(運動不足の人)
が急に走ると
内臓の揺れを抑えるための筋肉が衰えている
うえに
内臓が血流不足に対処できない
ために
これ以上走ったら体が壊れちゃうよー!
と脳がすぐに警告してくるわけですね(とくに脾臓が急激な収縮に耐えきれず痛みを生じると考えられる)。
では
走ってもお腹が痛くなくなる方法
には、どんなものがあるのでしょうか。
答えはズバリ
普段から走ること!
に尽きます。
身もふたもない話ですが、小手先だけの対処法を実施したところで大した効果は期待できません。
ウォーミングアップを入念にしたところで靭帯の痛みは改善されませんし、消化の良い食べ物だけ摂取しても腸内ガスはもともとあり胃腸は痙攣しやすいままですし、体の上下運動をおさえようにも体感を支える筋肉がそもそもないはずです。
よって
走る行為に体を慣らす(走るために必要な筋肉を発達させる)
ことが痛みを減らす最善にして最短の方法だと考えられます。
付随して、ランニングフォームの改善や呼吸法の最適化を心掛けていくべきでしょう。
ランニング法に関しては、論文を読んでも私には何が良いのか判断がつかなかったので、ほかの専門家の方のページを参考にご自身で模索していただけるとありがたいです(単に私の読解力不足だと思いますが、論文の結果自体に納得できない点を多く感じてしまいました…申し訳ない)
以上、『走るとお腹が痛くなるのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『走るとお腹が痛くなるのはなぜ?』まとめ
走るとお腹が痛くなるのはなぜ? ⇒ ① 腸内ガスによる腹部圧迫|② 内臓振動による臓器・靭帯への負荷|③ 血流不足による痙攣(とくに脾臓の収縮)