今回は『宇宙の雑学』として、
1、宇宙に空気がないのはなぜ?
2、空気がないとどうなる?
という2つの疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
宇宙に空気がないのはなぜ?|空気がないとどうなる?
宇宙に空気がないのはなぜ?|空気がないとどうなる?
「宇宙に空気がない理由」は、ずばり
【重力】がとても弱いから
で
【酸素】や【二酸化炭素】といった空気のかたまり(=大気)として存在できないから
です。
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逆に言えば
【地球】には強い重力がある
ので、私たちの体と同じように
【空気】も【地球】の中心に向かって引っ張られる
ことで
地球の大気が維持されている
わけですね。
ただ、地球においても
【高さ100km】を超えると重力が弱すぎる
ため
空気は存在しなく
なります。
なお、地球よりも小さい
【水星】や【火星】といった惑星は重力が小さい
ため、地球よりも
空気の量が少なく(大気が薄く)
なっており、もっと小さい
【小惑星】や【月】などの衛星は空気がない
状態になっています。
「空気がなくなる」と
① 太陽熱の吸収・放出がなくなる ⇒ 昼は灼熱・夜は極寒になる
② オゾン層がなくなる ⇒ 太陽光の有害な紫外線が大量に降り注ぐ
③ 緩衝材がなくなる ⇒ 隕石・チリがそのまま落ちてくる(空気があれば摩擦でだいたい燃える)
など、とても
生物が繁殖できる環境ではなくなる
ことは確かです(単純な生物であれば生存すること自体は可能)。
まぁそもそも空気がなくなったら気圧もなくなるので、私たちは人としての形を維持できないでしょうが…。
以上、『宇宙に空気がないのはなぜ?|空気がないとどうなる?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『宇宙に空気がないのはなぜ?|空気がないとどうなる?』まとめ
宇宙に空気がないのはなぜ? ⇒ 重力がとても弱いから
空気がなくなったらどうなる? ⇒ 寒暖差が大きくなる・紫外線が直接降り注ぐ・隕石やチリがそのまま落下する・気圧がなくなるなど