今回は『星の雑学』として、
1、彗星とは?
2、どこからやってくるの?
という2つの疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
彗星とは?どこからやってくる?
彗星とは?どこからやってくる?
さっそく『彗星とは?どこからやってくる?』の答えから!
「彗星」は、ずばり
大部分が【氷】でちょっと【岩石】などの【チリ】も含んでいる【星】のこと
で、「やってくる場所」は
エッジワース・カイパーベルト(200年以内にまた太陽に近づいてくる【短周期彗星】が多い)
オールトの雲(200年以上の公転周期をもつ【長周期彗星】が多い)
ではないかと考えられています(2020年時点でもわからないことが多い!)。
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「彗星の大きさ」は
だいたいが【直径1~10km】くらい
ですが、中には
小さい彗星 ⇒ 20m
大きい彗星 ⇒ 50km
も確認されています。
またよく見る「彗星の写真」には
しっぽのような【尾】がくっついて
いますが、あれは
【太陽】に近づいて【氷】が解けたときに発生した【ガス】や【チリ】
です。
【青い方】が【イオン化したガス】(イオンテイル)
で、
【白い方(黄色い方)】が【チリや金属の残骸】(ダストテイル)
に相当します。
また、一度だけ質問されたことがありますが
【彗星】は【地球などの惑星】と何がどう違うのですか?
という疑問に答えておくと、
彗星 ⇒ 氷が主成分なので公転するうちに【蒸発】して【小さく】なっていく
惑星 ⇒ 太陽に近づいても大きな変化はない(ことが多い)
といった感じで、ざっくりと
【尾】がある天体はだいたい【彗星】(地球に落ちてきた【流れ星】は除く)
と理解しておけばOKです。
ただ実際には彗星は観測機会が少ないのでわかっていないことが多く、ある程度氷を失うと小惑星のように蒸発が見られなくなる彗星もあるため彗星と惑星を明確に区別する必要はないでしょう。
以上、『彗星とは?どこからやってくる?』について簡単にまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
『彗星とは?どこからやってくる?』まとめ
彗星とは? ⇒ ほとんど氷で少し岩石などのチリも含む天体
どこからやってくる? ⇒ エッジワース・カイパーベルトやオールトの雲長