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『飛行機に雷が落ちても大丈夫?/対策は?』ー疑問を【2分】で!

更新日:

 

今回は『飛行機の雑学』として、

1、飛行機に雷が落ちても大丈夫?

2、どんな対策をしている?

の2つを中心に、”わかりやすく・丁寧に” まとめていきます。

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飛行機に雷が落ちても大丈夫?/対策は?

 

飛行機に雷が落ちても大丈夫?/対策は?

 

まずは「飛行機に雷が落ちても大丈夫?」から。

 

結論から言うと、飛行機に雷が落ちても

まず問題ない

構造になっています。

 

飛行機の「雷対策」は次の2つ!

飛行機の雷対策

1、気象レーダー

⇒ 雷をできるだけ避ける!

2、放電索(スタティック・ディスチャージャ)

⇒ 電気(雷の電荷)を外へ逃がす!

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まずは「1、気象レーダー」で、

前方に雷があれば、迂回(うかい)して雷を避ける

ことで、

基本的にはすべての雷を避けるように進行

するため、

そもそも飛行機に雷が落ちることがない

ようにパイロットが頑張っています。

 

実際に、飛行機に乗っていて ”暴風雨の中に突っ込んでいく” のを経験したことがある人はほとんどいないはずです。

 

しかし、

 離着陸時

 前方に巨大な積乱雲があり、回避が困難な場合

には、

やむをえず「雷」に突っ込んでいくしかない

場合もあります。

 

そんなときに役立つのが

2、放電索(スタティック・ディスチャージャ)

です。

 

放電索は

長さ10cm、太さ1cmほどのピン

で、

ボーイング747(大型機)では53本取りつけられて

います。

 

放電索の主な役割は

静電気を逃がすこと(飛行中の雨・雪・塵などによって機体にすぐに電気が溜まるため)

ですが、

雷が落ちたときの「放電」にも役立って

います。

 

ちょっと専門的になりますが、

コロナ放電を放電索に集約させ、有害なノイズ(プリシピテーション・スタティック)をすみやかに放出

しているわけです。

 

ざっくりいえば、

電気がいろんなところにあると機械が故障するけど、1点に集めてさっさと放電してしまえば大丈夫!

といった感じです。

 

雷においても、多大な電気エネルギーが

放電索からすみやかに放電される

ため、

影響が非常に少なく済む

のです。

 

ただし、あくまで

「影響が少ない」だけで「少なからず雷の電気が機体に回る」

ため、

絶対に事故が起こらないわけではない

ということは覚えておいてください。

 

同時に連続で雷に打たれたり、飛行機の放電がうまくいかなければ

通信機器が故障し、操縦に支障をきたす

ことはあります。

 

ただ、近年では

気象レーダーが発達し、雷を事前にほぼすべて回避することが可能

飛行機がもともと故障していない限り、放電索によって雷の影響はほぼ受けない

ため、

雷によって飛行機が墜落することはまずない

といって問題ないでしょう。

 

落雷を心配するくらいなら、

 テロ

 バードストライク(鳥が飛行機に衝突することでエンジンや外装が壊れること)

リスクの方が圧倒的に上です。

 

バードストライクに関しては、エンジンが1つ壊れたところで

短期的な飛行に問題はない(場合がほとんど)

ため、決定的な事故にはつながりにくいのですが、

テロに関しては完全な対策は不可能

なので、飛行機の最大の天敵は「人」かもしれませんね…。

 

以上、『飛行機に雷が落ちても大丈夫?/対策は?』についてまとめました。

ご朗読ありがとうございました<(_ _)>

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それでは、また次回ノシ

次は『飛行機でなぜ携帯を使ってはダメなの?』あたりを書いていこうと思います。

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