今回は『声の雑学』として
どうして声変わりするの?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
声変わりするのはなぜ?
声変わりするのはなぜ?
「声変わりする理由」は、ずばり
オスとしての存在を強調するため
だと考えられます。
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一般に
体が大きいほど声が低くなる
(声帯が長く、振動数が少なくなりやすい ⇒ 身長が大きい人ほど低音になりやすい)
傾向にあるため、「声変わりをする」、つまり
声が低くなる
ということは
体の大きさをアピールする
ことに相当します。
本来「メスがオスを選ぶ基準」というのは
オスが遺伝的に優秀かどうか
で、わかりやすくいえば
ケンカ(天敵)に強い
捕食されにくい(見つかりにくい)
健康で、繁殖力がある
など
そのオスとの間にできた子どもの生存確率・繁殖率に期待できるかどうか ≒ 自分の遺伝子を後世に残していけるかどうか
にかかっています。
よって
【体が大きいこと】はオスが【メスにもてるための要因】の1つ
です。
上記のことから、オスが声がわりをして声が低くなるのは
メスへの求愛行動の1種
ではないかと考えらます。
しかし、その一方で
声の低さと繁殖率には相関関係が認められない(声が低いほどモテるというデータがない)
ため、実際のところは
声変わりをするメリットは不明
なままです。
ただ、少なくとも私たち人間の
男女の声が同じ
だったとしたら
両者の判別がやや困難になる
のではないでしょうか?
現代であれば、男女間の区別は
骨格
胸部のふくらみ
に加えて
髪型
服装
によって容易ですが、サルに近かったころは声による区別も必要だったのかもしれません。
結局のところ「声変わりをする理由」は
メスへの【体が大きいよアピールのため】だと考えられるが、正確には不明
と覚えておいてください。
以上、『声変わりするのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『声変わりするのはなぜ?』まとめ
声変わりするのはなぜ? ⇒ オスとしての存在を強調するため(一般に体が大きいほど声帯が長く、振動数が少なくなりやすい ⇒ 身長が大きい人ほど低音になりやすい;ただし、声の高低と繁殖率に相関関係が認められるというデータはないので、正確なところは不明)