今回は『虫の雑学』として、
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
昆虫の血が赤くないのはなぜ?
昆虫の血が赤くないのはなぜ?
「昆虫の血が赤くない理由」は、ずばり
【ヘモグロビン(鉄の成分)】を使って【酸素】を運んでいないから
で、「昆虫」は
からです。
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「昆虫の呼吸方法」はヒトとは大きく違っていて、
気門から空気を取り込む
⇒ ほそい管(気管:きかん)を通して体中に酸素を届ける
ため、ヘモグロビンは必要ありません。
それなら
ヒトも気門を使って直接酸素を届けた方が楽なんじゃない?
と疑問に思うかもしれませんが、ヒトの場合は
ので、
のです(だから昆虫は大きく進化しにくい!)。
なお
のですが、ヒトとは違って
です。
「昆虫の血液は緑色」というイメージが強いと思いますが、それは単純に
にすぎません。
ちなみに
ですが、これはヒトと同じように
になっている一方、役割は少し違っていて
ヒト ⇒ 酸素を運ぶため
ユスリカ ⇒ 酸素を貯めておくため(幼虫は酸素の少ない汚水に生息しているため)
がメインです。
以上、『昆虫の血が赤くないのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
昆虫の血が赤くない理由 ⇒ 気門を通して酸素を取り込んでいるため、赤色のもととなるヘモグロビンが必要ないから