今回は『空気の雑学』として、
布団や毛布が暖かいのはなぜ?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
布団や毛布が暖かいのはなぜ?
布団や毛布が暖かいのはなぜ?
さっそく『布団や毛布が暖かいのはなぜ?』の答えから!
「布団や毛布が暖かい理由」は、ずばり
空気をたくさん貯めておけるから
で、
【布団・毛布の中の空気】が【体温】によって暖められるから【暖かく】感じる
のです(つまり、自分の熱によって暖かさを感じる)。
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「布団や毛布の素材」は
【ワタ】や【ポリエステル】などの【繊維】
が中心となっていて、
中に空気をたくさん含むことでできる
空気が逃げていったり、外から入ってきにくい
という特徴があります。
つまり、
【布団・毛布の空気】はそのままじっとしていて【あまり動かない】
ため、
体温で一度暖められると熱が逃げにくい ⇒ 暖かさが続く
わけです。
科学的な表現をすれば、
【空気の対流】が少なく【熱伝導率】が小さいため【保温性が高い】
といえます。
なお、ちょっとしたトリビアとして
【保温性】だけを考えるなら「毛布の上に布団」よりも「布団の上に毛布」の方が暖かく
なります。
テレビでも何度か取り上げられたこともありますが、だからといって
「布団の上に毛布」が正解だから今度は改善しよう!
と安易に考えないでください(そんな短絡的な人は少ないと思いますが…)。
大切なのは
快適に眠れるかどうか
で、「布団の上に毛布」は
保温性は高くなる一方で、通気性が悪くなり(汗で湿っぽくなり)温度も高くなりすぎる
傾向にあります。
また肌触りも一般に毛布の方が快適なため、「布団の上に毛布」で暖をとるよりも毛布と布団自体をより保温性の高いものに変える方がおススメです。
ニトリで1万円も出せば高品質なものが買えるので、変に煽ってくるテレビ番組に流されず「毛布の上に布団」スタイルでいきましょう!
以上、『布団や毛布が暖かいのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『布団や毛布が暖かいのはなぜ?』まとめ
布団や毛布が暖かい理由 ⇒ 空気を多く含み対流も少ないため熱伝導率が小さくなり保温性が高くなるから