科学の雑学Q&A 生物学

夜に咲く花があるのはなぜ?|疑問を2分で!

投稿日:2019年6月18日 更新日:

 

今回は『植物の雑学』として、

夜に咲く花があるのはなぜ?

という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。

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夜に咲く花があるのはなぜ?

夜に咲く花があるのはなぜ?

 

夜に咲く花がある理由」は、ずばり

【夜行性の虫】にターゲットを絞って花粉を運んでもらうため

です。

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そもそも「花が咲く理由」は

【蜜】などのエサで虫を呼び寄せて【花粉】を運んでもらうため

ですが

昼間は【昆虫】が多い一方で蜜を出す【ライバルの花】も多い

ため

 人気のない花には虫が飛んでこず花粉をくっつけられない

→ 受粉できず繁殖できない(正確には生息範囲を広げ遺伝的多様性を高く保てない)

可能性があります。

そのため

 ツキミソウ

 マヨイグサ

 カラスウリ

の一部の種類は

夕方~夜に花を咲かせ

ることで

夜行性の昆虫(主にガ)をメインターゲットとして花粉媒介者(送粉者)になってもらっている

わけです。

ただ

受粉効率だけなら昼間に咲く花の方が圧倒的に上

であるため

夜に咲く花の種類は少なく生息範囲も限られて

います。

以上、『夜に咲く花があるのはなぜ?』について簡単にまとめました。

お読みいただきありがとうございました<(_ _)>

『夜に咲く花があるのはなぜ?』まとめ

 夜に咲く花がある理由 ⇒ 夜行性の昆虫に狙いを絞り花粉媒介者となってもらうため

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