今回は『植物の雑学』として、
夜に咲く花があるのはなぜ?
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
夜に咲く花があるのはなぜ?
夜に咲く花があるのはなぜ?
「夜に咲く花がある理由」は、ずばり
【夜行性の虫】にターゲットを絞って花粉を運んでもらうため
です。
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そもそも「花が咲く理由」は
【蜜】などのエサで虫を呼び寄せて【花粉】を運んでもらうため
ですが
昼間は【昆虫】が多い一方で蜜を出す【ライバルの花】も多い
ため
人気のない花には虫が飛んでこず花粉をくっつけられない
→ 受粉できず繁殖できない(正確には生息範囲を広げ遺伝的多様性を高く保てない)
可能性があります。
そのため
ツキミソウ
マヨイグサ
カラスウリ
の一部の種類は
夕方~夜に花を咲かせ
ることで
夜行性の昆虫(主にガ)をメインターゲットとして花粉媒介者(送粉者)になってもらっている
わけです。
ただ
受粉効率だけなら昼間に咲く花の方が圧倒的に上
であるため
夜に咲く花の種類は少なく生息範囲も限られて
います。
以上、『夜に咲く花があるのはなぜ?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『夜に咲く花があるのはなぜ?』まとめ
夜に咲く花がある理由 ⇒ 夜行性の昆虫に狙いを絞り花粉媒介者となってもらうため