「地球は46億年前に誕生した」、「人類が誕生したのは400万年前」ということは聞いたことがあるかもしれませんが、
あまりに規模が大きすぎてイメージがわかないと思います。
そこで今回は『地球の歴史を1年(365日)で表してみようー日本の歴史はたった1分?』というテーマで
地球の誕生を1月1日の午前0時として、
「生命の誕生」、「多細胞生物の進出」、「恐竜の誕生と絶滅」、「人類の誕生」、「日本の歴史」
などをざっくりと365日に換算して紹介したいと思います。
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地球の歴史を1年(365日)で表してみよう|日本の歴史はたった1分?
地球の歴史を1年(365日)で表してみよう|生物の歴史
地球の歴史を1年(365日)で表すので、
地球の誕生が1月1日の0時、現在を12月31日の24時とします。
まずは「生命の誕生」から。
いつ生命が誕生したのか知る有効な手掛かりは、現在のところ「化石」しかありません。
そこで最古の化石が発見された時を生命の誕生としましょう。
最も古い化石は36-38億年前であるため、地球の歴史を1年(365日)で表すと「3月21日」に相当します。
生命が誕生するまでに3カ月以上もかかっています。
続いて「多細胞生物の進出」について。
多細胞生物が海洋で誕生し、繁殖が盛んになり始めるのは6億5千年前です。
地球の歴史を1年(365日)で表すと「11月10日」に相当します。
最初の生命が誕生してから7カ月かかってようやく複雑な生物へと「進化」したことになります。
さて、もう11月ですが人類の誕生はまだまだ先です。
次は「海洋生物の陸地への進出」です。
魚の繁栄と前後する可能性はありますが、陸地の化石から「陸上生物の誕生」は4億4千年前だと考えられます。
1年(365日)で表すと「11月25日」にあたります。
そして「単純な多細胞生物が魚への進化し、繁栄」していきます。
魚が大繁殖を始めた時期が4億年前なので、
地球の歴史を1年(365日)で表すと「11月29日」に相当します。
もう1年の残りは1ヵ月しかありませんが、恐竜の誕生はまだ先です。
初期の恐竜が誕生したのは2億5千年前だと考えられています。
これは「12月12日」に当たります。
そして恐竜の絶滅が6500万年前なので、「12月26日」です。
恐竜はかつて大繁殖していましたが、地球の歴史を1年(365日)で表すとたった2週間程度の繁栄だったわけですね。
さて、恐竜の次はようやく「人類」です。
恐竜は2週間でしたが、我ら人間はどうでしょうか?
人類の祖先をヒト科の種として考えると、人類の誕生は400万年前です。
これを1年(365日)に換算すると、なんともう「12月31日」です。
時刻は午前7時頃。
そして、現在の人類であるホモサピエンスが誕生するのは10万年前。
これは「12月31日」の23時49分です。
もうNHKの紅白歌合戦を観終わり、除夜の鐘をきくかカウントダウンライブにテレビを切り替えるかしている頃です。
ホモサピエンスが誕生した後は、現在の文明が記号あるいは文章で記録され始めます。
この文明が残っている時期が5千年前なので、「12月31日」の23時58分34秒です。
よって、地球の歴史を1年(365日)で換算すると日本の歴史は1分もないことになりますね。
恐竜がたった2週間しか繁栄しなかったと書きましたが、人類など1日も繁栄していないわけです。
いかに我々が宇宙規模では微小な存在か痛感させられます。
以上のように、地球の歴史を1年(365日)で換算してきましたが、
言葉だけではちょっとわかりづらいので最後に一覧表を載せておきます。
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地球の歴史を1年(365日)で表してみよう|ざっくり一覧表
地球の歴史 ざっくり一覧表
日付・時刻 | 地球の歴史(1年365日) |
1月1日0時 | 地球の誕生 |
3月21日 | 生命の誕生 |
11月10日 | 多細胞生物の進出 |
11月25日 | 陸上生物の誕生 |
11月29日 | 魚類の大繁殖 |
12月12日 | 恐竜の誕生 |
12月26日 | 恐竜の絶滅 |
12月31日7時 | 人類の誕生 |
12月31日23時58分34秒 | 文明の誕生 |
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以上、『地球の歴史を1年(365日)で表してみようー日本の歴史はたった1分?』でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
「地球の歴史を1年(365日)で表してみよう|日本の歴史はたった1分?」まとめ
・ 地球の誕生から3カ月以上たって生命が誕生
・ 生命の誕生から7カ月たって多細胞生物へと進化
・ 恐竜繁栄は2週間
・ 人類は12月31日の午前7時に誕生して、文明の歴史はわずか1分26秒だけ