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化学

『原子番号31,32,33,34,35』ーガリウム、ゲルマニウム、ヒ素、セレン、臭素/特徴・性質・名前の由来

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今回は「原子番号31,32,33,34,35」にあたる

ガリウム(Gallium)、ゲルマニウム(Germanium)、ヒ素(Arsenic)、セレン(Selenium)、臭素(Bromine)の説明です

ガリウムやゲルマニウムなどは聞いたことがないかもしれませんが、ともに現代社会を支える重要な元素です。

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『原子番号31,32,33,34,35』ーガリウム、ゲルマニウム、ヒ素、セレン、臭素/特徴・性質・名前の由来

原子番号31 ガリウム(Ga)/特徴・性質・名前の由来

 

「原子番号31 ガリウム(Gallium)」の名前の由来は、ラテン語の地名である「ガリア(Gallia)」です。

 

ガリウムは、金属でありながら比較的融点が低い(29.8度C)一方で、

沸点は2,400度C程度なので、極めて広い温度帯で液体となります

この珍しい性質を利用し、温度計や液体シールに活用されています

 

最も有名な使い道はLED(発光ダイオード)だと思いますが、

青色のLEDは窒化ガリウム(GaN)系の半導体、黄緑色はガリウムリン(GaP)と異なるガリウム化合物で作られています

ガリウム

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原子番号32 ゲルマニウム(Ge)/特徴・性質・名前の由来

 

「原子番号32 ゲルマニウム(Germanium)」の名前の由来は、古代ローマの地名であった「ゲルマニア(Germania)」です。

 

以前は半導体素子として利用されていましたが、現在ではケイ素の方が主流ですね。

現在では、ゲルマニウムの赤外線を吸収しない性質を利用し、光ファイバーのケーブルに利用されています

その他にも赤外線対策のレンズやプリズムに使用されています。

ゲルマニウム

 

 

原子番号33 ヒ素(As)/特徴・性質・名前の由来

 

「原子番号33 ヒ素(Arsenic)」の名前の由来は、ギリシア語の「黄色色素:硫黄(Arsenikon)」です。

 

毒物カレー事件に代表されるように、古くから毒薬として悪用されてきました

ただし、特定のヒ素化合物でなければ安全な場合が多く、ヒ素自体はヒジキやカキなどの海産物にも微量に含まれています

 

ガリウムヒ素(GaAs)は電子の移動度がケイ素よりも大きいため携帯電話の回路など半導体材料として利用されています。

他にも発光ダイオードやバーコードなどのスキャナとして使われています

ヒ素

 

 

原子番号34 セレン(Se)/特徴・性質・名前の由来

 

「原子番号34 セレン(Selenium)」の名前の由来は、ギリシア語の「月の女神(Selene)」です。

 

セレンは鉄(Fe)と同じように非常に反応性が高く、ほとんどの元素と結合できる性質をもちます

セレンは人体に必須なミネラルではあるのですが、その反応性の高さから摂取しすぎると強い毒性を示す側面もあります

 

光電導性という光が当たったときにだけ電気を通す性質をもつため、セレン化合物はコピー機などに利用されています。

また、遮光用ガラスの原料とされたり、アモルファスSe膜は夜間撮影用カメラの撮像管に使用されています。

セレン

 

 

原子番号35 臭素(Br)/特徴・性質・名前の由来

 

「原子番号35 臭素(Bromine)」の名前の由来は、ギリシア語の「悪臭(Bromos)」です。

 

臭素という名前の由来の通り、常温常圧では嫌な臭いがします

 

ただし常温ではきれいな紫色をしており、現在でも染料として広く使われています

その他、プロマイド写真などのように写真の感光剤として利用されています。

臭素

 

 

以上、『原子番号31,32,33,34,35ーガリウム(Gallium)、ゲルマニウム(Germanium)、ヒ素(Arsenic)、セレン(Selenium)、臭素(Bromine)/特徴・性質・名前の由来』でした!

ご朗読ありがとうございました<(_ _)>

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「原子番号31,32,33,34,35ーガリウム(Gallium)、ゲルマニウム(Germanium)、ヒ素(Arsenic)、セレン(Selenium)、臭素(Bromine)/特徴・性質・名前の由来」まとめ

原子番号31 ガリウム(Ga)/特徴・性質・名前の由来

・ 融点が約29.8度C、沸点が約2,400度Cなので、広い温度帯で液体となる

・ その性質から、温度計や液体シールに活用されている

・ LED(発光ダイオード)としての利用が有名で、青色LEDは窒化ガリウム(GaN)、黄緑色はガリウムリン(GaP)で作られている

原子番号32 ゲルマニウム(Ge)/特徴・性質・名前の由来

・ 以前は半導体素子として利用されていた(現在ではケイ素)

・ 現在では赤外線を吸収しない性質を利用し、光ファイバーのケーブルに利用されてる

・ 赤外線対策のレンズやプリズムに使用されている

原子番号33 ヒ素(As)/特徴・性質・名前の由来

・ 毒薬としてイメージが強いが、特定のヒ素化合物でなければ安全な場合が多く、ヒジキやカキなどの海産物にも微量に含まれている

・ ガリウムヒ素(GaAs)は電子の移動度の大きさから半導体材料として利用されている

・ その他、発光ダイオードやバーコードなどのスキャナとして使われている

原子番号34 セレン(Se)/特徴・性質・名前の由来

・ 非常に反応性が高く、ほとんどの元素と結合可能

・ 人体に必須なミネラルではあるが、摂取しすぎると強い毒性を示す

・ 光電導性をもち、コピー機などに利用されている

・ その他、遮光用ガラスの原料や夜間撮影用カメラに使用されている

原子番号35 臭素(Br)/特徴・性質・名前の由来

・ 常温常圧では悪臭がする

・ 常温ではきれいな紫色をしているため、染料として利用されている

・ その他、写真の感光剤としても使用されている

 

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